炭治郎視点
カラン、、カラン、、カラン、、
ギュルギュルギュル、、!!
ガキンッガキンッ!!ガキンッ!
ギュルギュルギュル、、、、!!
ドッ、、!!
何だ、、?!帯が体に入っていってる、、
いや、、!戻っているのか、、?!
分裂していた分が、、!
スルッ、、、
怯むな!呼吸を整えろ!!
ダッ、、、!!!
行くぞ!!
ヒュンッ!!
消えたっ、、?!
ズズズズズ、、、、!
姿が変わった、、、
なんて禍々しい匂いだ、、喉の奥が痺れて痛い、!
力がさらに増している、、!
でもっ、、伊之助やあなたの下の名前たちの方に宇髄さんがいるのか?だったら安心だ、、、
しまった、、!騒ぎで人が、!
スッ、、
だめだ、、、!
シュルシュルシュルシュル!!
ダッ、、!
ザンッ!!!
グシャッ!!
ギシッ、、
ドシャドシャ、、!!
ボタボタボタ、、、
カラン、、カラン、、カラン、、
ギュッ、、
ドクンッ、、、
ドクンッ、、、
ドクンッ、、、
ドクンッ、、、ミシミシッ、、、
ドクンッ、、
君たちには悪い事をした
杏寿郎のために泣いてくれてありがとう
この4ヶ月千寿郎とも手紙のやりとりをしてくれていたそうだね
あの子も随分元気になった、、
初対面があのようなことになってしまい恥ずかしく思う
自分の無能に打ちのめされている時、、
畳み掛けるように最愛の妻が病死した、、
それから酒に溺れ、、蹲り続けた私はとんでもない大馬鹿者だ
杏寿郎は私などと違い素晴らしい息子だった
私が教えることを放棄した後でも
炎の呼吸の"指南書"を読み込んで鍛錬し柱となった
たった三巻しかない本で、、、
瑠花の、、、母親の血が濃いのだろう
杏寿郎も千寿郎も立派な子だ
そして竈門くん、、あなたの下の名前ちゃん、、君たちはもっとすごい力がある
日の呼吸の選ばれた使い手は君のように生まれつき赤い痣が額にあるそうだ、、
そして氷の呼吸の使い手は皆、、同じ目つきで同じ羽織らしい、、氷鉋十郎殿もそうだった、、
だからきっと君たちは、、
いいえ、、槇寿郎さん、、、この傷は生まれつきのものじゃない、、
これは元々弟が火鉢を倒した時庇ってできた火傷です
さらにその上を"最終選別"で負傷して今の形になりました
俺の父は生まれつき額に薄く痣があったようですが、、
あなたの下の名前も、、家系の人達の羽織とは知らず、、街で買っただけだと言っていた、、
それに今まで刀も触って来なかったと、、
俺たちは違います、、俺たちはきっと、、
選ばれた使い手ではないのでしょう、、
でも、、それでも、、選ばれた者でなくとも力が足りずとも、、!
人にはどうしても退けない時があります、!!
人の心を持たない者がこの世には居るからです、、!!
理不尽に命を奪い反省もせず悔やむこともない
グッ、、、
ガシッ!!
その横暴を、!!
俺は絶対許さない!!
ガキュインッ!!
ドタッ、、バタッ、、ババッ、!!
ギュル、、!
ダンッ
ドクンッ!!
堕姫視点
誰っ、、?
知らない、、
これは、、、アタシじゃない、、
アタシの記憶じゃない、、細胞だ、、
無惨様の細胞の記憶、、
あなたの下の名前視点
なでなで
ドッ!!
タタタタタタタタッ
ビュンっ!!!
タタタタタタタタッ
嫌な予感がする、、、
あっちだ、、、宇髄さん離れてごめんなさい
私の勘が合ってれば炭治郎たちが危ない
先回りさせてください、、後でなんかあげるんで(?)
死ななかったらですけどね
ダッ!!
炭治郎視点
ドゴォ、、
ビュンッ!!
ギュルギュルギュル!!
、、、、スッ、、
ザンザンッ、、!
ザンッ、、!ザンッ、、!
ギュルギュルギュル!!!
ザシュッ、、、、!!!
ドクンッ!!
ガキュイン!!ガキンッ!!
ガキンッ!ガキンッ!
ガガガガガッ!!
ビュンッ!!
ドタッ、、ギュルギュルギュル!!
ヒュンッ、、!ガッ!!
ぐにゃん、、
柔らかいんだ、、柔らかすぎて斬れない、、
しなって斬撃を緩やかにされた
ギュルギュル!!
シュルシュル、、、ドタッ!!
ギュルギュルギュルギュル!!
帯が増えた、、、十三本、、
避けるとまた被害が増えるかもしれない、、
でもなんだろう?すごく遅いな、、、
ギュルギュル!!ギュル!ギュルギュルギュル!!
ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!!
ギャンギャンギャンギャン!!!
ザギュンッ!!!ドスッ
グンッ、、
シュルシュルシュルシュル、、、
ビンッ!!
ギュルンッ!!
ザンッ!ザンッ!ザンッ!
単純なことだ
しなるよりも尚速く刀を振り抜いて斬ればいい
今度はいける
斬れる
ドッ、、、、
人間には二つの限界がある
「体力の限界」を迎えると人は苦しくて動けなくなる
目から血を流すほどの強い怒りで苦しみや痛みを忘れ動けたとしても
次に来るのは「命の限界」、、、
当然ながらこれを超えると人は死ぬ
炭治郎は今それを超えかけた
この限界値を一秒でも伸ばし鬼と渡り合うために人は
幾星霜幾星霜、血反吐を吐くような努力をしているのだ
怒りという感情だけで勝てるのならばもうこの世に鬼は存在していないだろう、、
咳が止まらない
苦しい、、息が、、、!!
とっくに俺は体力の限界を超えていたんだ、、!
目の前が真っ暗だ、、、自分の心臓の音しか聞こえない、、、っ
構えろ、、!刀を、、!
ヒュンッ、、!
ドゴォ!!!!
ドッ、、、ガッ、、!
メキメキ、、、
ビュウ、、、、ふわっ、、、
トタッ、、、
あなたの下の名前、、、?
っ、、、だめだ、、声が出ない、、!
サスサス、、
メキメキメキッ!!
堕姫は上弦
つまり鬼舞辻の血の濃度が今まで遭遇した
どの鬼よりも高かった
人間には限界がある
では鬼なら?
禰豆子は?
その激しい怒りが無限に体を突き動かす
敵の肉体がこの世から消えて無くなるまで、、
あなたの下の名前視点
ドサッ、、カラン、、、
ダッ、、、
ドンッ!!
これ上弦なんだよね、、死なないようにはするけど一歩でも間違えたらワンチャン死ぬ
そして禰豆子ちゃん速くね?
鬼舞辻に近い血を持ってるからか、、
めっちゃ敵対心むき出しね、、
そうだよね、、大丈夫、、
私が炭治郎や禰豆子ちゃんを守るから
ザシュンッ!!
禰豆子ちゃん、、!
ダッ!!
ガキンッ!
ギュルギュルギュル!!
ガキュインッ、、!
ギュルギュルギュル!!
ズッ、、、、グチッ、、
ブンッ!!!
ドゴォ!!!
トタンッ、、、
シュルシュル、、、、
スッ、、
ザン、、、
ボタボタボタ、、
ボタボタ、、
ギュル、、!
バキッ!!!!
カラン、、、
ズズズズズ、、、、
ゴオオオオ、、、
兄ちゃん、、
ダッ、、!!!
ドゴォンッ!!
ギャン!!ザンッ!
ドシャッ!
ギュル、、!
ドガァ!!!!
グチャッ、、
ドゴォンッ!!!
グチャッ、、
トサッ、、
兄ちゃん、、!!
バッ!!!
堕姫視点
ドチャッ!!グチャッ、、!
ドガッ!!
グチャッ!!
グチャ!!グチャッ!!!
バッ!!
ギュルギュルギュル!!
ザンッ、、、、、、、
ビチャッ、、
ズチャ!!!
グサッ、、、
ガチンッ!!
止め、、、たっ、?!切断した四肢で、、?!
いや、、切断できてない、、、
血が固まって、、、
ジリッ、、、、
ボッ!!!
ボウッ!!
燃えてる、、、!!!返り血が、、、!!!
あの時の、、、っ、、
火っ、、、、火っ!!!!
ドクンッ、、ドクンッ、、、
ギュル!!ガチンッ!!
ガチンッ!ガチンッ!
ミチミチ、、、、ッ
グシャッ!!!
ダンッ!!
ダンッ!!ダンッ!!!
ドガァッ!!!!
ドガッ!!
ドゴォ!!
バキッ!!
ズシャーー、、、、、、、、、
ザッ、、、
ペタ、、、、ペタ、、、、
ボタッ、、、、
ポタッ、、、
ポタッ、、、
ダッ!!!
ガチィンッ!!!!
ガリィッ!!!
グッ、、、、
ドガッ!!!
ミシミシッ、、!!
バキャッ!!!
シュルシュル!!!
ダッ!!!
ザンッ!!!
シャラッ、、
ズルッ、、、
ドォン、、、
タッタッ、、、
炭治郎視点
きっ、、
斬った!!頸が落ちてる!!
宇髄さんが斬ったのか?!すごい、、!!
バキッ!!
ドゴォ!!
ドンッ、、!!
だめだ俺の声が届かない、、!
全然聞いてくれないよ、、、!
どうしよう、、母さん、、!
ガツッ、、!
スッ!!
パシッ!!
こんこん小山の子うさぎは
なぁぜにお目目が赤うござる
小さい時に母さまが
赤い木の実を食べたゆえ
そーれでお目目が赤うござる
ズ、、、
ズズズズ、、、、、
トサッ、、、
ん?待てよ、、、
あなたの下の名前、、、、
ダンッダンッ!!
ズズズズズズズズ、、、、、、、
ザギュンッ!!!
ゴシゴシ、、
バッ!!
ザギュンッ、、、
ビチッ、、!
ブンッ!!
バキッ!!!
炭治郎視点
なんだあれは、、鎌か?
鎌が回転して戻っていく、、
さっきの帯鬼とは武器が違う、、
どういうことだ?!新手の鬼か?
宇髄さんの血の匂い、、、
あなたの下の名前も探さなければ、、!
そして加勢に行かなければ、、!
ドドドドドド!!!
ドオォン!!
ギュルギュルギュルギュル!!
ズッ、ザンザンッザンザンッ!!
バッ、、!!
ビュンビュン!
ドオォン!!!
パラパラ、、、
シュルシュルシュルシュル、、、、
ガチンッ、、
アンケート
この間猫の日だったけど猫にちなんだ話書く?
書いて!!
73%
本編進めて欲しい、、
27%
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。