第54話

やっと届く思い
823
2022/01/28 10:26
三郎
三郎
ん……
三郎
三郎
あれ…僕、なんでベットに……
あなた

あっ…起きた?

三郎
三郎
あなた?
三郎
三郎
(そうだ……あなたが目を覚ました後、睡魔が襲ってきて寝ちゃったんだ…)
あなた

おはよう( *´꒳`*)

三郎
三郎
お…はよう…
あなた

大丈夫?

三郎
三郎
大丈夫って……何が?
あなた

目の下に隈ができてるし…
私が寝てる間寂雷先生に何か言われたんでしょ?

三郎
三郎
あ、あぁ……
これは大丈夫だよ…
三郎
三郎
お前の方こそ大丈夫なのか?
体調とか精神は…
あなた

うん、何ともないよ
三郎が寝てる間に検査終わったから

三郎
三郎
え?そうなの?
一体何時間寝てたんだ……?
あなた

検査が始まったのお昼ぐらいだから……
6時間ちょっとかな?

三郎
三郎
今、5時36分……ってことは…大体11時半から寝てたのか!?
あなた

まぁそうだね
寂雷先生が “ 1週間寝ていないようなのでここで寝させてあげましょう ”って隣のベットに三郎運んでたし

三郎
三郎
そうか…
三郎
三郎
……ねぇ、あなた
あなた

ん?

三郎
三郎
中王区にいた時のこと…覚えてる?
あなた

あんまり覚えてないんだよね…
覚えてるのは意識を取り戻して洗脳を解こうとした事くらいかな?

三郎
三郎
そうか……
やっぱりお前だったんだな
あなた

やっぱりって?

三郎
三郎
洗脳されてるあなたが誰もいないのに1人で話してた
三郎
三郎
だから、あなたは意識があるんじゃないかって思ったんだよ
あなた

そうなんだ
でもあの後すぐにまた気を失ったからそこからは覚えてないんだよね

三郎
三郎
そう……なのか……
あなた

……あの後、何かあったの?

三郎
三郎
ま、まぁ……そんな感じ…
あなた

何その反応!
何があったの!?

三郎
三郎
なっ!
なんでもな……くはない…けど……
あなた

じゃあ教えてよ!

三郎
三郎
本当に覚えてないのか?
あなた

覚えてないから聞いてるの!

三郎
三郎
…ン゙ン゙………告白……したんだよ…
あなた

え………誰に…?

三郎
三郎
……………………お前…
あなた

え………?
私…?

三郎
三郎
…………プイ
あなた

ま、まぁ…多分それは私を助けるため…だよね?
うん、そうに決まってる!
じゃなかったら三郎が私に告白するなんてありえないし…!

三郎
三郎
……あなた
あなた

ん?何?

三郎
三郎
その照れ隠し、やめろよ……
お前は…僕のことどう思ってるんだよ
あなた

どう思ってるって……
だ、だからそれは!
三郎が幼馴染として私……を………








先程までそっぽを向いていた三郎が私の言葉を聞いてこっちを見たかと思えばゆっくり近づいてきた








あなた

三郎っ……

三郎
三郎
黙って……




三郎の手が私の後頭部に伸びてきた









そのまま引き寄せられ、気づいた頃には目の前に三郎の綺麗な瞳があって唇に何かが触れていた








キスしていると理解するまであまり時間はかからなかった









三郎が離れると沸騰しそうなくらい私の顔が赤くなった








三郎
三郎
これで僕があなたの事好きだって分かった?
あなた

ふぇっ!?/////
え…あ……/////

三郎
三郎
ぷっ…あはは
あなた顔真っ赤‪w
あなた

だ、だって……!
昔から好きな人に…キスされたら……/////

三郎
三郎
え?
あなた

あっ……!/////

三郎
三郎
昔から…?
あなた

ッ~~……/////

三郎
三郎
なんだ…お前もかよ……/////
あなた

へ……?/////

三郎
三郎
僕も昔から……施設にいた時からお前が好きだったんだよ……
あの時は自覚なかったけど…今じゃはっきり分かる……
ここまで言わせるなよ…
あなた

………ポカーン

三郎
三郎
……で、どうなんだよ…
付き合うのか、付き合わないのか
あなた

それは……!
つ……付き……付き合いたい!/////

三郎
三郎
僕もあなたと付き合いたい…
三郎
三郎
もう恥ずかしがらないで言う…
三郎
三郎
僕はあなたがずっと好きだった
お前がいなかった時すごく寂しくて辛かった
僕のこの気持ちはあなたにしか埋められない
三郎
三郎
あなた……
僕の大切な人彼女になってくれますか?
あなた

うん…!ギュッ
私も三郎しかこの気持ちは埋められない!

三郎
三郎
フッ……ナデナデ
ごめんねあなた
気づくの遅くなって
あなた

ううん
三郎に気持ちが届いただけでいい!

三郎
三郎
………ギュッ
もう、傷つけないから…
これからは僕があなたを守る…
あなた

……ありがとう…三郎








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一郎
一郎
やっと、お互いの気持ちが届いたんだな
二郎
二郎
そうだね
一郎
一郎
もう少し2人だけにしておくか
二郎
二郎
うん
下でジュースとか買って待ってようよ
一郎
一郎
ああ











2人を優しく見守る兄達であった














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みなさんこんにちは!








作者の蒼依です!!








少し大事なお知らせがあります








近々スマホの機種変をするんですが
もしかしたらデータが吹っ飛んだりして小説が書けなくなるかもしれません(。>__<。)💦







機種変初めてなのでどうなるか分かりませんがご理解頂けると嬉しいですm(*_ _)m







それではまた!👋



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