あの後、皆さんに自己紹介をした。
この部活に入ってわかったことがある。
この部活は、物凄く賑やかなこと。
双子が喧嘩してる所を、角名君が撮影して笑って、北さんが止めて双子が説教されて黙っている事。
·····ていうか、角名君って笑うんだ。
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教室に入ったら、
凛ちゃんが、挨拶してくれた。
これってもしかして····
ん?
そう言って、モブ美さんとモブ子さんは、席に戻った。
机の中からノートを出して見せた。
ちなみに、現文の問題数は、30問だよ
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あっという間に放課後
その間の事?気にしないで!
凛ちゃんが、帰って行った。
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全員が、北さんの前に来た。
え·······梟谷?
嘘でしょ。
最悪だ·····
合宿まじで行きたくないなぁ。
カゴを持って体育館を出た。
悪女がいないのは、良いんだけどさ何か気まずい。
私の味方だったのは、かおりさん、雪絵さん、赤葦君、監督とコーチだけだった。
その他の人達に会うのが気まずい。
ていうか、全員に会うのが気まずい(笑)
井闥山は、知り合いがいるし全然平気。
知り合いが誰かって?
古森元也君だよ!元也君は、幼なじみなんだよね!
高校は、離れたけど。
全員分のスポドリを作り終えて、カゴを持って体育館に戻った。
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部活が終わった。
あっ、そういえば北さん『明日朝練しか無い』って言ってたよね?
何か、勝手に話進んでる····
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北さん、治君、侑君、赤葦君、古森君
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!