第15話

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2022/11/12 17:55











「 女子 ー コスプレ決めるんで
こっち来てくださ ー い 」













文化祭準備も着々と進んできて




今日は何のコスプレを着るのか決める日












高橋 「 あなた目立たんやつね 」




『 高橋くんに決める権利ありません 』




高橋 「 別にええよ ? でも可愛い格好してたら
俺が何するかわからんで ? 」




『 なんでそ ー なるん 』




高橋 「 可愛い子はほっといたら何されるか
分からんやろ ? 」




『 高橋くんがいちばん怖いよ 』
















なんて爆弾発言を落としていった高橋くん




意外と恥ずかしい 、 、












    「  あなたちゃん何にしよ ー ! !  」 




「 やっぱ定番のメイド ? いや 、 ドレスもにあうよ ! 」




「 個人的にはドレス着てもらって
高橋くんタキシ ー ドとか見たかったりする ! 」











コスプレに興味が無い私は




どうせ着なきゃいけないならなんでもいいよ ー と




女子たちに任せてしまった








「 決めた ! あなたちゃんこれ ! 」














と 、 女子たちが渡してきたのは




大人めの薄紫のドレス




高橋くんにセットのタキシ ー ド来てもらうんだと















    「  とりあえず来てみて !  」




「 サイズ確認するから試着室へど ー ぞ ー 」










とりあえず1回着てみることに




男子も試着があるみたいで




男女で見せ合うことになった


















「 え 、 まじか 、 綺麗すぎるし可愛すぎる 」




「 こりゃあ高橋くん失神するわ 」




「 いや私天才ドレスにしてよかった 」













試着室から出ると女の子たちが沢山褒めてくれて




気分だけでもホントのお姫様になれたきがした




肩出てて少し胸元あいてるの違和感しかないけど







なんて思ってるときゃ ー きゃ ー 聞こえてきて




高橋くんの着替えが終わったんやなって思った





前には沢山人がいてあんまり見えないけど




この短時間で軽く髪の毛もセットしてるらしい












    『  高橋くん似合うねタキシ ー ド  』








目が合いそう言うと高橋くんは




頭を抱えてしゃがみこんだ









『 え 、 ちょ 、 ど ー したん 』




高橋 「 ど ー したって 、 自覚ないん ? 」




『 なにが ? 』









もしかして似合って無さすぎたとか ?




さすがにこのドレスは大人っぽすぎたかな 、 、




なんて考えてると急に高橋くんは




私の手を引いて教室を出ていった




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