あなた は ご 機 嫌 そ う な 顔 だ け ど
ど こ か 不 安 げ な 顔 を し て 帰 っ て き た 。
🐰「 あなた 」
🕊「 なー に 」
🐰「 なに話してたの? 」
🕊「 えーーー秘密 」
🐰「 … 」
🕊「 拗ねたの?ㅎㅎ 」
🐰「 うるさいな…拗ねてない 」
🕊「 素直じゃないなあ 」
あなた は 言 っ た 。
素 直 じ ゃ な い っ て わ か っ て る 、
だ っ て 素 直 に な ん て な れ な い よ 。
君 の 前 だ と 。
🕊「 ぐぅ、 なんで私なの? 」
🐰「 え? 」
🕊「 なんで他のヨジャじゃないの? 」
🐰「 言わない 」
言 え る は ず が な い 。
🕊「 罰ゲーム? 」
🕊「 なんでなんで?」
こ の 鈍 感 が 。
さ っ さ と 気 づ け ば ー か 。 /
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。