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第3話

【卒業アルバム】
今までの1年間、いや、半年間。

毎日学校に行って、塾に行って、帰ってきてまた復習して____。

目まぐるしく廻る日々に嫌気が差しながらも、コツコツと頑張ってきた。

受験の時は正直手応えが無くて、問題1つ1つの答えが自分の回答で合ってるのかって、不安になった。

それでも、何とかやり遂げて、家に帰って、ずっと封印してたゲームして、ドラマみて____。

いつもなら学校に行くはずの平日の朝も暇で、ぼーっと流れるテレビを見て。

本当に卒業したんだな、ってふつふつと実感が湧いた。

あんなに嫌だった禿げた先生の授業も、小言が煩かった担任の先生も、ずっと気に食わなくて嫌ってたあの子も、仲が良かったのに話さなくなったあの子も、あの子もあの子も、全てが愛おしい。

真新しい卒業アルバムを見る。

多少引き攣ってる子もいるけど、みんな笑顔で映っている。

つい数日前まで見慣れた顔だったと言うのに、ずっと会わなかった人の写真を見たように懐かしい。

私は、中学校が好きだったんだと思う。

3年間、毎日通っていて気付かなかったけど、中学校にはキラキラとした、毎日のトキメキが散りばめられていて、私達はそれを集めていたんだ。

____なんて、かっこつけすぎか。