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第4話

3話
280
2022/08/17 11:32
3話
【大人だよね、三ツ谷くんて。】




『み、三ツ谷くん…!!!』


三ツ谷「おはよ、あなた」


三ツ谷くんは私の肩に手を置いたままあいさつしてきた。



ぺーやん「ちょ!三ツ谷、お前もこのヤンキー女の味方かよ!!」



三ツ谷「ばか、味方とかじゃなくて普通に迷惑だろ」



三ツ谷くんはぺーやんくんとつるんでるのに何気に常識人だったりする。


いや、ぺーやんくんとつるんでるのにっていうのは失礼かもしれないけれど。




三ツ谷「あなた、佐々木さん、ごめんなぺーやんが」



さっちゃん「おいおい、てめぇは謝らなくていーよ!むしろこのノッポに謝って欲しいわ」



ぺーやん「こいつ………」



三ツ谷「つかもう時間、担任も来るしぺーやんは自分のクラスに帰れ」



ぺーやん「お、おう……んじゃ三ツ谷あとは集会でな、!」



嵐のように去っていったぺーやんくんを眺めていると


三ツ谷「ほら、あなたも席つこう」


なんていって背中をトントンと催促するようにたたかれた。



"三ツ谷くんて大人だよね"なんて、クラスの女子が騒いでいたけれど、たしかにそうかもしれない。



クラスは同じだけれど、そこまで気にかけたことのなかった彼。



部活も違うからあまり接点も無かったけれど、誰とでも構わず話せる三ツ谷くんはたしかに




『大人っぽいや…』




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