第119話

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2021/04/13 22:22
日本で仕事を片付け、
久々の韓国に降り立つハオン。

ビッヒの本社にむかう。

失踪した所までしか知らなかったハオンは、
ナムジュンから事情を聞き、
あなたに会える期待と不安を胸に抱え、受付に出向く。

イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
すみません。
本日こちらで、キム・ナムジュンさんと、
会う事になっています、
イ・ハオンと申します。
受付
はい、承っております。
只今ご案内致しますので、
少々お待ちを…
暫くすると、ウンジが迎えにきた。
イケメンを見つけキラキラした目で近づくウンジ。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
アニョンアセヨ~はじめまして!
私、BTSのマネージャーのパク・ウンジです。
日本からわざわざ良く来て下さいました!
さぁ、こちらへどうぞ!
ウンジは一旦、メンバーの揃う会議室に案内をする。

コンコンコンっ
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
お連れしました!
ナムジュン
ナムジュン
これはこれは、お久しぶりです!
日本からわざわざ良く来て下さいました!
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
お久しぶりです。
前回は皆さんに、僕の事で、
大変ご迷惑おかけしました。
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
いえ、頭をあげてください!
本当に日本の方は律儀だなぁ。
さぁ、さぁ、座って下さい!
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
あの…あなたが、記憶喪失かもしれないとは…
ソクジン
ソクジン
恐らく、ケータリングサービスを営むある家族に拾われてるのが、あなたさんかと…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
ケータリングサービス?
あなたは本当に記憶を失くしてるんでしょうか…
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
さすがに振りには見えませんね。
あれが演技なら、
ハリウッドスターになれるだろうな。
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
そうですか…


あの…ところで、テヒョンさんは…
ちょうどそこへ…会議室に入ってきたテヒョン。
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
あ!テヒョンさん!
お久しぶりです!
あの時はあなたの事で負担をかけたね…
すまなかった…
テヒョンは無言でハオンに一度は目線をやるが、
興味がなさそうに自分の席に着いた。
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
え?
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
す、すみません。
テヒョンア!!あなたのお兄さんだぞ!!
わざわざ日本から来てくださったんだ!
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あなた?あなたなんて人…
僕には関係ありませんよ…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
今、なんて言った??!!!
怒りをあらわにするハオンが席を立ち上がる。
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
すみません!!
テヒョニヒョンの精神状態が良くなくて!!!
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
すみませんが、
テヒョンさんと二人きりにさせて貰えませんか?
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
それは…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
はは、大丈夫ですよ。
僕だってこの業界の人間だ。
僕達は大事な商売道具だ。
殴ったりしません。
ナムジュンは皆に目配せをして、立ち上がる。
それに合わせて他のメンバーも立ち上がり、会議室を出ていった。
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
大丈夫ですかね…
ナムジュン
ナムジュン
ああ、ハオンさんは、良識のある人だ。
それに…
僕達じゃどうにも出来ないテヒョンアに、
変化を与えてくれるかもしれない。
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
ここは、藁をもつかむ思いで、
ハオンさんに頼るしかないな…

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