第184話

184
4,203
2021/05/05 19:50
ーーーーキッチンーーーー
イ・(なまえ)
イ・あなた
あの…テヒョンさん?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
なぁに?
イ・(なまえ)
イ・あなた
あの…『なぁに?』じゃなくて、
とっても作りにくいんですけど…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
どうして?
僕は全然平気だよ?
イ・(なまえ)
イ・あなた
いや、あの、こんなに後ろからだきしめられちゃったら…
語尾が聞こえず、少しかがみあなたの耳元で話す。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
え?聞こえない?
イ・(なまえ)
イ・あなた
ひゃっ///////
テヒョン(V)
テヒョン(V)
ん?あなた、耳、敏感なの??
イ・(なまえ)
イ・あなた
もぉ!!!!からかわないで下さい!!!
テヒョン(V)
テヒョン(V)
はははははっごめん。
だってさ、もう隠す気ないし…
それにさ…
あんまりこんな時間作れないでしょ…?
(なまえ)
あなた
そう…ですね…
何だか急に寂しさに襲われる2人…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
・・・・・。
(なまえ)
あなた
・・・・・。
と、そこに…
ナムジュン
ナムジュン
おはよう…
って、何だ?この雰囲気は…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あ!お、おはようございます。
ナムジュニヒョン!!
ナムジュン
ナムジュン
どうした?大丈夫か?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
なんか、こうやってあなたと居れるのも、
普通に出来ないんだなぁと思って…
ナムジュン
ナムジュン
バカだな…
もう、思いは通じたんだろ?
2人を交互に見るナムジュン。
ナムジュン
ナムジュン
なら、大丈夫だよ。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
ナムジュニヒョン…
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
ふぁ~おはようございます…
イ・(なまえ)
イ・あなた
おはようございます!
あとは、ユンギさんたけですね?
私、起こしてきます!
あなたは2階のユンギの部屋に向かった。
ナムジュン
ナムジュン
ん?ヒョンとジミニとジョングギは?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あの3人は良いんです!!
起きてますから!!!
ナムジュン
ナムジュン
??????
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
???????
ーーーーユンギの部屋ーーーー
あなたはユンギの部屋の前に来た。


コンコンコンっ
イ・(なまえ)
イ・あなた
ユンギさん!!おはようございます!
入りますよ…
あなたはユンギのベッドに寄ると、
イ・(なまえ)
イ・あなた
わぁ…相変わらず肌綺麗で真っ白…
いつかの朝と同じ様に思わず頬に触れようとすると、
ユンギに手を捕まれた。
イ・(なまえ)
イ・あなた
ひゃっ!!
ビックリした!!
おきてたんですか?
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
いや…
あなたは…
テヒョンの気持ちを受け入れたんだよな…
言葉を発しなくても分かるほど、顔を赤らめるあなた。
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
んじゃ、触らせねぇ…
イ・(なまえ)
イ・あなた
え???
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
俺も、あなたが好きだって言ったら…?
あからさまに動揺するあなた。
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
くっくっく…
冗談だ。起きるから先に行っててくれ…
イ・(なまえ)
イ・あなた
驚かさないで下さいよ!!!
先に行ってますね!!
あなたが居なくなった部屋が妙に静かになる。
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
ミン・ユンギ。
これで、気持ちは晴れたか?
そうポツリと呟き自嘲気味に笑うと、
気だるそうに頭をかき、ベッドから起き上がると、
やけに晴れた空を見上げた。

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