ドンっ!!!
座っていた椅子からド付き落とされる。
変に手をついてしまって、手首が痛む。
コンコンコンっ
ミンウはトレーニング室を出ていった。
そこへ氷を取りに行ってたナヨンが戻ってきた。
氷水の入った氷のうをあなたの頭の上でひっくり返す。
頭から氷水をかけられびしょ濡れになるあなた。
拳を強く握り、
3人はあなたに飛びかかる。
髪を引っ張り、殴る蹴る。
立ち上がれば、背中を押されまた、倒される。
バーーーンっ!!!
物凄い音がすると、3人は手を止める。
振り替えると、セナがロッカーを
大きく音を立てて閉めたようだ。
あなたは、掃除用具からモップを取りに行き、
痛む体を引きずりながら、水気を拭き取る。
ミナ、アリン、ナヨンは、
持っていたバッグから、お菓子を取り出し、
トレーニング室にも関わらず、食べ始めてしまった。
あなたの言うことは一切聞かない3人。
セナは加担する訳ではないが、
助けるわけでもなく、興味がないようだ。
セナはあなたに聞く。
キャッキャしながら、ダンスレッスン室に向かっていった。
あなたは食べかすを片付けて、あとを追いかけた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!