第163話

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2021/04/27 20:32

ーーー○○○エンターテイメント事務所ーーー

イ・ドンウォン

お帰り。
どうやら成功したようだね。
聞いたぞ？
良くやった！
次はドラマの撮影だな。
今回のステージを見て、ヒョンジュンとあなたの
W主演でやりたいとオファーが来たぞ！！

パク・スホ(あなたのマネージャー)

それはそれは、おめでとうございます。

イ・ヒョンジュン(若手俳優)

同じ事務所からW主演って凄いじゃないですか！！

あなた

それって…

イ・ドンウォン

そうだ、
女優としてもスタートが決まったんだ。
ビジュアルを売りにするらしく、
アイドルからも数人出演するらしいがな。
確か、ここに、リストが送られてきたが…

リストを見ながら、読み上げる。

イ・ドンウォン

アイドルからは
BTSのV、INFINITYのエル、SHINeeのミンホ、
だそうだ。

イ・ヒョンジュン(若手俳優)

はぁ？BTSのVだ？！
まじ、なんだよ！！

あなた

テヒョンさん！？

イ・ドンウォン

なんだ？知り合いか？

あなた

えと、ケータリングの時に、
ご贔屓にしてもらってたので…

イ・ドンウォン

あぁ、今じゃこんなだが、
そう言えばケータリング店員だったんだもんなᄏᄏᄏ

あなた

そんな言い方…

イ・ドンウォン

俺が拾わなきゃいまだに人の飯
用意してるだけだっただろ？
シンデレラストーリーだろうがᄏᄏᄏ

あなた

私はそれでもじゅうぶん幸せでした！

イ・ドンウォン

そんなの綺麗事だ。
いつでもブランド品を身に付け、
綺麗でいられて、何不自由無い生活と、
比べられるもんじゃないだろ。

あなた

私は無理矢理…

パク・スホ(あなたのマネージャー)

まぁまぁドンウォンさん。
まだまだあなたは純粋なんですよ。
今時良いじゃ無いですか。
所でスケジュールの調整もあるし、
初ステージで緊張もあっただろうし、
これくらいで今日は退勤させて良いですか？

イ・ドンウォン

まぁ、良いだろう。
お前に任せるよ。
俺はお前を信頼してるからな。

イ・ヒョンジュン(若手俳優)

お！まじ？ラッキー！！
久しぶりに早く帰れる！！

やはり二人は運命か、ドラマの出演が決まった。

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第164話 164

TV-TV　たた

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好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。