第124話

124
5,259
2021/04/14 10:21
こうして、ケータリングサービスの時間が終わった。
キム・ジュヒョク(ケータリング専門オ)
キム・ジュヒョク(ケータリング専門オ)
本日もありがとうございました!
またのご利用お待ちしております!
メンバー達はいささか穏やかではない気持ちを押さえ、
ハオンを送り出す。
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
では皆さん。
今日はありがとうございました。
僕は3日後、韓国を立ちます。
また、何かあればご連絡下さい。
ハオンはホテルに帰っていった。
メンバー達は会議室に戻る。
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
テヒョンア、戻ってこなかったな…
ナムジュン
ナムジュン
ハオンさん、テヒョンアに
あなたをもらうと言ったらしいよ。
ソクジン
ソクジン
え?だって、兄妹じゃ…
ナムジュン
ナムジュン
ところが、両親が離婚してそれぞれの親に戸籍を置いたから、もう他人なんだそうだ。
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
じゃあ、ハオンさんはもう、
気持ちを押さえなくて良くなったって事??
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
それを聞いたVヒョンはだから…
BTS
BTS
はぁ~
ソクジン
ソクジン
なんでテヒョンアは、
選択を間違っていくんだ?
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
追い込み王子ですね…
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
だから、ネーミングセンス、
どうにかなんないの??
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
もう!良いじゃないですか!!
ナムジュン
ナムジュン
お前達は全く…
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
に、してもテヒョンアの笑顔…
見ててこっちが苦しくなるな…
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
僕達、なんにもしてやれないんですかね…
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
テヒョンアとあなた、
絶対に両想いだったのになぁ…
ソクジン
ソクジン
こんなに僕達と会ってても、
思い出せない程、
自分の生い立ちがショックだったんだろ?
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
Vヒョン、やっぱり放っておけないです!
探してきます!
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
やめておけ…
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
なんでですか?!
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
本当にお子ちゃまだなぁ~
今俺達が行っても、
無理して笑わなきゃいけなくなるだろうが…
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
あ…
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
見てるだけなんて…
ソクジン
ソクジン
今のテヒョンアにとって、全てはあなただからな…
どうにもならない、
どうしてやることも出来ない歯がゆさに、
メンバーはやるせない気持ちで言葉を失う。

それでも彼らには目まぐるしい程の仕事を、
こなしていかなきゃいけない。

彼らに、休んでいる暇はなかった。

プリ小説オーディオドラマ