第146話

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2021/04/20 14:09
『あなたにだって、幸せになる権利がある。』


あなたの頭をぐるぐる回る。


(なまえ)
あなた
ただいま帰りました…
マリアにおくってもらい、帰宅する。

すると、アジュンマとアジョッシが、2人並んで座っている。
(なまえ)
あなた
どうかしましたか?
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
あんた!!ほらっ!
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
わかってるよ!!
(なまえ)
あなた
????
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
ノウル…
すまない。ここにはもう置いておけないんだ…
(なまえ)
あなた
え…?
どういう事ですか?
私、何かしちゃっ…
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
違うんだ!!
そうじゃない!そうじゃないんだ…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
ごめんね…ノウル…
今日ね…ノウルのご身内の方が来てね…
(なまえ)
あなた
身内?
私にそんな人は…
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
ノウルを引き渡さないと、誘拐、拉致で、
訴えると言われたんだ…
(なまえ)
あなた
オンマですか?
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
いいや…
ノウルの父親のマネージャー秘書だと言ってたわ
(なまえ)
あなた
アッパ?…ですか?
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
会ったことはないと言っていたよ。
だから、そんなやつに渡せないと言ったんだが…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
ここの店を潰すのは簡単だと言われてしまったの…
(なまえ)
あなた
え?そんな!!まさか!
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
俺たちも、反論したんだが、
ノウルの父親だと言う人の名刺を出したんだ。
それが、これだ…
(なまえ)
あなた
イ・ドンウォン?
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
そうよ!
ノウルは、この有名な俳優さんの娘さんらしいの…
アジョッシ(ケータリング専門オモニ)
確かに似てるっちゃ、似てるんだよな…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
明日の朝むかえにくるそうよ。
一度会ってみたら?
なにかを思い出すかもしれないし…
(なまえ)
あなた
わかり…ました…
今までお世話になりました…
ご迷惑はおかけできません…
私…ここを、出ます…
ありがとう…ございました…
こうして、あなたの運命はまた、
自分以外の意志で動かされる運命になっていく…

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