第123話

123
5,287
2021/04/14 10:20
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
テヒョンさん、どうしたんでしょうね…
あの…ノウルさん?でしたっけ?
ノウル
ノウル
あ、はい。
ノウルと言います。
あの…名字は…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
記憶が無いんですよね…
ノウル
ノウル
え?どうしてそれを…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
僕はノウルさんの過去を知っています。
あなたが何者かも…全て…
ノウル
ノウル
まさか、そんな…信じられません。
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
知りたく無いですか?
ノウル
ノウル
わか…りません…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
では、一度だけで良いから、
ノウルさんの時間を僕に下さい。
興味ありませんか?
ノウル
ノウル
知りたくないと言ったら嘘になりますが…
でも…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
そうですよね…
では、言い方を変えます。

僕にはあなたと過ごしたい理由があるんです。

ノウル
ノウル
過ごしたい理由?
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
ノウルさんが、何者でも僕は良いんです。
ノウルさんのお休みはいつですか?
ノウル
ノウル
えと、明後日、定休日なんですけど…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
良かった。僕が韓国にいれるのはあと3日なんだ。

じゃあ、明後日、○○カフェに9時に待ってます。
それだけ言うと、
ハオンは料理を取ってもらい、席に座った。
ナムジュン
ナムジュン
あの、テヒョンアとは何を…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
僕は…もうあなたと兄妹じゃありません。
ナムジュン
ナムジュン
え?それはどういう事ですか?
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
あなたの失踪で、
母親にあなたの父親に気持ちがある事がわかり、
離婚したんですよ。

僕達子供の籍は、
それぞれの親の籍にあるので、
晴れてあなたとも他人です。
ナムジュン
ナムジュン
それをテヒョンアに?
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
ええ、言いました。
ナムジュン
ナムジュン
でも、なぜそれだけでテヒョンアの様子が…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
僕があなたをもらうと言ったからだと思います。
ナムジュン
ナムジュン
え?
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
こんな僕を卑怯だと思いますか?
ナムジュン
ナムジュン
いや、あの…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
僕は血は繋がってないにしろ、
戸籍上家族であるがゆえ、
何年も気持ちを押さえて生きてきた。
だから、他人であるテヒョンさんが羨ましかった。
だけど、どうにもならないから、
テヒョンさんに託したのに…
あなたが記憶を失くしたからなんて理由になりません。
僕はあなたが記憶が失くしても愛してる。
ナムジュン
ナムジュン
でも、テヒョンアは…
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
テヒョンさんはこの事実から逃げたんだ。
ただ、それだけの事じゃありませんか?
ナムジュンは言葉に詰まってしまう。
イ・ハオン(波音)(なまえ)の兄
イ・ハオン(波音)あなたの兄
さぁ、食べましょう。
本当にケータリングにしてはとても美味しいですね!

プリ小説オーディオドラマ