第149話

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2021/04/22 12:27
『まずは自分を大切にしてみろ』

ナムジュンの言葉が頭をぐるぐる回る。
一晩悩んだテヒョン。


次の日の夜…

コンコンコンっ
テヒョン(V)
テヒョン(V)
こんにちは。突然失礼します。
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
は~い!!どちら?
ドアが開く。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
夜分遅くにすみません。
キム・テヒョンです。
あの…ノウルさん、いらっしゃいますか?
どうしてもお会いしたくて…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
あらあら!
こんな所まで良くきて下さいました!!
さぁさぁ!上がってくださいな!
テヒョン(V)
テヒョン(V)
いえ、あの…
ノウルさんを…
アジュンマの顔が曇る。
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
居ないの…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
え?居ない?
いつ戻りますか?
少し待たせて貰っても…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
もう、ここへは帰って来ないわ…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
え?それはどういう…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
イ・ドンウォンのマネージャーさんが来てね、
ノウルは娘だからと連れていってしまったの。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
イ・ドンウォン?
え?ドンウォンが父親?

ノウルは自分から行ったんですか?
だって、記憶もないのに…

アジュンマ(ケータリング専門オモニ
ごめんなさい…
ノウルが来ないならと店を潰すと言われて、
ノウルは行くしかなかったの…
本当は断ったのに…
ごめんなさい…ごめんなさい…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
そんな…
アジュンマ(ケータリング専門オモニ
えと…ノウルの事、
確か、あなたと読んでいたわ。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
そう…ですか…
テヒョンは、そのまま帰るしかなかった。

肩を落とし宿舎に戻る。
ーーーーリビングーーーー
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
お帰り!テヒョンア!!
あなたに会えた?
首を横にふるテヒョン。
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
出かけてたんですか?
首を横にふるテヒョン。
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
ん?じゃあなんで会えなかったんだ?
ソクジン
ソクジン
じゃあ明日、ケータリングお願いする?
首を横にふるテヒョン。
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
おい。何があった?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
居なかったんです。
ナムジュン
ナムジュン
どういう事だ?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あなたはイ・ドンウォンの娘で、
引き取られて言ったそうです。
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
はぁ??
あなたがイ・ドンウォンの娘??
ジョングク(Jk)
ジョングク(Jk)
でも、言われてみたら似てますよ。
ユンギ(SUGA)
ユンギ(SUGA)
つか、あなたを隠してきた癖に、
なんで今更…
あなたの状況に不安を覚えるメンバー。
ジミン(Jimin)
ジミン(Jimin)
みんな!!
ネットニュース見て!!!
ナムジュン
ナムジュン
おい、また何なんだよ。
ジミニがスマホ持って騒ぐ時、
ろくなこと起きないじゃないか…
そう言ってスマホを開くメンバー達。
ソクジン
ソクジン
なんだ?
ホソク(J-hope)
ホソク(J-hope)
どういう事ですか??!

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