第162話

162
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2021/04/27 20:30
ーーーーー楽屋(あなたside)ーーーーー


イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
遅かったな。
(なまえ)
あなた
ご自分の楽屋に戻ったらどうですか?
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
なんだよ、
ステージの成功を分かち合いに来たのに。
(なまえ)
あなた
結構です。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
アイツと何話してたわけ?
(なまえ)
あなた
お話しする必要の無いことだと思うのですが…
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
俺は同じ事務所の先輩として、
新人の教育もしなきゃいけないからな。
(なまえ)
あなた
教育される事なんてありません。
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
よぉ、ヒョンジュン。
なかなかだったな。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
ヒョン!
なかなかなんてもんじゃねぇだろ?
王者BTSなんか目じゃねぇなぁ~
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
お前とはジャンルが違うからな。
今回は話題性があったと言うだけだ。
調子に乗るなよ?
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
アイドルなんて若い奴らだけだろ?
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
普通はそうだが、BTSは世界に売ってるからな。
他のアイドルとはわけが違うだろ。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
ちっ
気に食わねぇなぁ。
それになんなんだよあの、テヒョンって奴。
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
お前が誰かにいらだつなんて珍しいな。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
別に苛立ってなんかないよ。
ただ、気に食わないってだけだ。
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
テヒョンってやつがあなたと仲が良いから
嫉妬でもしてるのかと思ったᄏᄏᄏ
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
なっ!ちょ、べ、別に違うし!!
そんな、やり取りをしている間に、帰り支度をしながら
あなたは、先ほどのテヒョンの事を思い返していた。

真っ直ぐあなたを見つめるテヒョンの目は、
なんの迷いもない、強い目をしていた。

昔、一緒に過ごしていた時と変わらず、
接してくれたテヒョンに、
思わず記憶が戻ったことを言いたくなった。
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
よし、事務所に戻るか。
ヒョンジュンもさっさと支度しろ。
置いてくぞ。
こうして、ステージを成功させたあなた達は、
事務所へ戻る。

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