第92話

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2021/04/09 12:02
ウンジを探しに来たミンウ。
自販機の置いてある休憩所にウンジは座っていた。
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
ウンジ…
話しは聞いたぞ。
あれはやりすぎだ、
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
だって!!みんなあなた、あなたって!!
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
お前が傷付いてるのもわかってるよ。
あいつらにとって、あなたは大きな存在だったからな。後から入るウンジは大変なのも、予測はしていた。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
そんな!!!
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
でも、ウンジならやれると思ったから、
雇ったんだろ?
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
あなたって人の事、私にも教えて下さい。
そしたら、私も頑張り方を変えられると思います。
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
まぁ良いだろう。
あなたは、マネージャーとして来た時は、
飛んでもない格好で来たんだ。
ウンジがみた、あのノウルって子は美人だっただろ?
でも、俺達とあった時は、長ったらしい前髪に、
目の大きさが変わるほどの分厚いレンズの眼鏡に、
ボサボサに1つに結んだ髪型。
服装も、今時はかないような、ダサい服でな。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
え?今時?
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
ああ。
その代わり中身は天下一品だった。
勉強家で、努力家。
armyかどうか聞いた時も、これから軍隊に入ってきますと来たもんだ。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
あぁ、それで…
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
でも、そんな、格好をしてた理由があったんだ。
その原因になった生い立ちのせいで、
あなたは1年前姿を消したんだ。
それからずっと探したが、どんな手を使っても、
金を費やしても、見つからなかった。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
それなのに、ケータリングの店員として現れた?
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
そうだ。
本人かどうかは正直わからない。
本当に他人の空似かも知れないしな。
ただ、お前に求めてる事はまず一番に、
マネージャー業だ。
そこをやって貰わないと、感情抜きにして、
雇えないぞ。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
わかってます!!
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
いや、わかってない。
俺達はあくまでもマネージャーだ。
あいつらは言い方は悪いが商品だ。
その商品を台無しにするようなマネージャーはいらない。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
そんな!!
チョン・ミンウ(マネージャー)
チョン・ミンウ(マネージャー)
俺達には代わりがいくらでもいるが、
あいつらの代わりはいないんだ。
人間の価値は変わらないが、
ここでの価値は全く違う。
勘違いするな。理解できないならいつでもやめてかまわない。
とりあえず、お前は宿舎を出て、寮に住め。
これは、会社からの命令だ。
意見は聞かない。以上だ。
パク・ウンジ(新マネ)
パク・ウンジ(新マネ)
ミンウさん!!!!!
ミンウはそれだけ伝えると、どこかへ行ってしまった。

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