第177話

177
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2021/05/04 06:01
性格の良いヒョンジュンはあなたがテヒョンを批判しているのを聞いて黙っていられず、ポツリ話し出す。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
あなた、お前が社長令嬢達に連れていかれたのを教えてくれたのはテヒョンだ。
(なまえ)
あなた
え…?
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
それに、書類の入った封筒を届けたのも、
おそらくテヒョンだ。
(なまえ)
あなた
まさか、あんな偉そうな人がそんなこと…
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
格好悪いよな…俺…
アイツに言われて助けに行っただけなんだ。
(なまえ)
あなた
い、いえ!!
社長があの時助けてくれなければ、
どうなってたか!!
ありがとうございます!!
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
俺が一番にあなたを見つけてやりたいのに…
(なまえ)
あなた
社長はいつも助けてくれるじゃないですか!
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
あなた、俺だけを見てくれないか?
そして、ヒョンジュンはあなたを抱き締める。
ビックリしたあなたは、驚きを隠せないが、
その時、会社に訪問したテヒョンと目が合った。

監督
カーーーーーット!!!
良し!!今回も良かったぞ!!
今日、少し長くなったけど、
明日の撮影は無しだ!!
ゆっくり休んでくれ!!
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
お疲れ様でした!
テヒョン(V)
テヒョン(V)
お疲れ様でした~
イ・(なまえ)
イ・あなた
お疲れ様でした!
足早にスタジオを出て楽屋に戻ったあなた。

コンコンコンっ

あなたは誰が来たのか予測がついている。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
僕、テヒョン。
(なまえ)
あなた
どうぞ…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
僕がなんでここに来たかわかるよね…
(なまえ)
あなた
・・・・・・。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あなたはarmy?
(なまえ)
あなた
・・・・・。

私、軍隊になった方が…良いですか?
2人は初めて出会った日の会話をした。
それは、記憶があることを証明するものだった。

その瞬間、あなたを強く抱き締めたテヒョン。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あなた…
お帰り…お帰り、あなた…
(なまえ)
あなた
テヒョンさん…私…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
いつから…?
手をとり向かい合わせになる。
(なまえ)
あなた
オッパと、ノウルとして、
Nソウルタワーに行った時、
高校生が話をしてたんです。

オッパから気持ちを打ち明けられて、
テヒョンさんに助けを求めた時…
SNSで大変なことになった時の事を…

そしたら、頭が割れるように痛くなって、
走馬灯の様に記憶が流れ込んできて…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
そんな前から…
なんで言ってくれなかったの?
(なまえ)
あなた
私があなたとして存在すると、
嫌な思いをする人が多いからです。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
僕はあなたが消えて辛かったよ…
(なまえ)
あなた
でも、
記憶をなくしてる時、
あなただと気づいた人は、
みんな私に怒ってるし、嫌ってるし、
どれほど私はうらまれてたんだろうって…
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
お取り込み中悪いな。
(なまえ)
あなた
スホさん!
取り合っていた手を離す2人。
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
お前らは人気アイドルだ。
疑われる行動はするなよ。
(なまえ)
あなた
すいません。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あの…あなたを…
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
返してくれとか言わないよな。
もう、運命は動いちまってるんだ。
アイドルとマネージャーじゃない。
それぞれの立場はもう変えられない。

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