ジミンは1階のキッチンに向かった。
冷蔵庫を開けて水のペットボトルを取り出す。
飲みながら部屋に戻ろうとするが、
ジミンはトレーニング室を見に行くが真っ暗で誰もいない。
練習室に足を向けるジミン。
まさかと思いながらドアをそっと開ける。
思わずドアを閉めるが、もう一度そーっとドアを開け、
こっそり見るジミン。
曲が終わりそうになり、焦って閉める。
心臓がバクバク止まらない。
足音を立てず急いで自分の部屋に駆け上がる。
部屋の中をぐるぐるするジミン。
急にピタっと止まり、
さっき見た光景を思い出す。
頭をブンブン振る。
ジミンはベッドにダイブする。
どうにもならないモヤモヤに、じたばたするが、
ジミンは真剣に考えてた自分がアホらしくなり、
遅い時間だったし、夢だと思い、眠りについた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。