第176話

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2021/05/04 06:01
撮影現場からスタジオに戻る。

先に連絡をもらっていた出演者達が、
テヒョンとあなたを待っていた。

30分の休憩が儲けられたが、
あなたはスホと一足先にまだ誰もいないスタジオに入っていた。
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
大丈夫か?
(なまえ)
あなた
少し疲れました…
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
いや、そうじゃなくて…
(なまえ)
あなた
え…?
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
あの、あなたが振り付け教えてた奴らと絡んでから様子が変だぞ?
(なまえ)
あなた
あぁ…
昔がフラッシュバックして…
パク・スホ((なまえ)のマネージャー)
パク・スホ(あなたのマネージャー)
フラッシュバックって、
あなた、まさかあいつらに何かされてたのか?
ガタッ

2人は物音がした方を見るとそこにはテヒョンがいた。
(なまえ)
あなた
テ、テヒョンさん!!?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
あなた、記憶が…
テヒョンは、確信をつこうとしたその時、
出演者が続々入ってきた。
監督
よーし!
始めるぞ!!!
ーーーこの回の最後のシーンーーー
(なまえ)
あなた
あのテヒョンって人、なんか苦手です。
ライバル会社なのに、偉そうにしてくるし、
昨日なんて、車で無理やり乗せられて…
足は大丈夫か?仕事は?なんて、
意味のわからない事聞いてくるし、
家まで送るなんて言うから断ろうとしたら、
ライバル会社の社長を怒らせると面倒になるぞって脅すし!!!!
それを聞いたヒョンジュンは、
急に無言になり、複雑な顔をする。
(なまえ)
あなた
でも社長はヒーローみたいに助けてくれるし、
同じ社長でも全然違います!!!
そこで、ヒョンジュンの回想シーンが入る。

時は戻り、

プルルルルルっプルルルルっ
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
📞ヨボセヨ?テヒョンか。
 何のようだ。
テヒョン(V)
テヒョン(V)
📞おい、
 お前んところのあの気の強い女子社員…
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
📞あ?あなたか?
テヒョン(V)
テヒョン(V)
📞急がねぇと、
 あの社長令嬢達に連れていかれてるぞ?
 あまり良い雰囲気じゃなかった。
 早くしろ。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
📞あ?何でお前が…
テヒョン(V)
テヒョン(V)
📞たまたまお前の会社を通りかかったら
 見えたんだ。そんな事はいい、急げ。
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
イ・ヒョンジュン(若手俳優)
📞ちっ!
それからは、助けたシーンの通りだった。

ヒョンジュンがあなたを助け、
三姉妹が執事のセナに連れられて帰ったあと、
そこに残されていた書類の入った封筒を、
テヒョンは拾い上げる。

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