でも、お兄ちゃんの謎だけは『良いか』では済まされない
これからお兄ちゃんの所に向かおう
兄がいつも居る場所といったら………
そう考えて歩いてると
店と店の薄暗い間から話し声が聞こえた
私はその店の間から話し声を聞くことにした
ブーン
1番大事であろう話を車のエンジン音でかき消されてしまった
私が何かしたのか
それと話し相手は誰か
そう言って兄と誰かは別れた
兄がこっちに出てこようとしてきたので私はその場を離れることにした
この頃武道は4回目のタイムリープが終わり、
死刑囚のドラケンに会った
そして、千堂に引かれてしまったヒナのお葬式を終え
三番隊枠を狙う話をしていた
そして5回目のタイムリープが行われたのだった
集会の日
マイキーたちと何故か温泉に行くことになった
ドラケンがマイキーと混浴風呂に入れよって笑いながら言っていた
ドラケンは私たちの秘密を知っているか知っていたのか
どちらにせよめちゃ恥ずかしかった…
チャポーン
とても綺麗なのに人が全然居ないというかむしろ居なかった
ちょっとした露天風呂があったのでそこに入ることにした
すると色々話し声が耳に入ってきた
あぁ、そういうことか
先に上がったのであろう東卍の仲間が店の前にいるからだ
一般の人の事を考えろよ……
そう思いながらあの人を思い出す
場地はこの前内輪揉めをして謹慎中で集会出禁になっていた
あんま話した事はないけど絶対良い人ってのが分かる
私は前にマイキーから貰った特攻服に着替えて
みんなの元へ行った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。