〖侑〗
あかん、、あなたにあんなこと言うてもうたわ……
このパック俺のじゃないって分かっとるのに……
あなたがあんなことするわけないよな、、
この1ヶ月どーしよか……
〖あなた〗
あなた「え……待って、、サム……私嫌われたん?」
治「…………せやなー」
あなた「死のうかな……」
治「は?」
あなた「だってぇぇえ!!!推しに嫌われてたら生きる意味ないじゃん!」
治「笑ちょっと重すぎんか……?」
あなた「分かってるよ……」
治「てか、なんであいつだけなん?」
あなた「え?」
治「俺やって同じ顔やん……俺の事好きでいてくれてもええよな?」
ん?サム…………何言ってるんの?…………彼女持ちよね?
え?
あなた「その発言は他の子が勘違いするからやめた方がいいよー!笑」
治「……」
「ええわ………………そろそろ風呂湧いたと思うし入ってきい」
あなた「?うん」
あなたは風呂に入った
あなた「にしても風呂めっちゃ大きい!!」
今日、私どこで寝るんだろう…………サムの部屋だとゆうりに悪いよな…………
てか、同じ家にいる時点で悪い気がしてくる
ごめんね……
てか、侑くんにどう顔合わせればいいんだろう……
あなたは風呂を出た
リビングにはお母さんが居た
あなた「お母さん、風呂ありがとうございます!」
お母さん「全然ええねんでー」
「あ、サムに風呂入ってええで〜って言ってきてやー」
あなた「わかりましたー」
あなたは階段をあがった
侑の部屋からサムと侑くんの声が聞こえてきた
気になって耳を傾けてみた
侑「で、なんなん?」
治「…………俺」
侑「……」
治「あなたの事好きみたいや」
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。