それから毎日あなたへのいじめが始まった
たまにゴキブリが上靴に入っていた時もあった
それから、トイレに行っている時上から水をかけられたり
段々といじめはエスカレートしていくばかりだった
ある日
ドカ
人混みの中誰かに足を踏まれて転び顔を蹴られた
あなた「いったぁ」
あなたの足からは血が出ていて顔にも傷が出来た
?「フフ」
その人の顔は見えなかったが私を笑って走って言ってしまった
…………………
最悪だ…………
好きな人に嫌われて
学校ではいじめられて
家には居場所がない
もう、、いっその事
【死んでしまおうか】
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?「大丈夫ですか?」
転んでいる私の前に現れたのは目が細めの男の子だった
あなた「………………うん」
?「顔…………怪我してるけど、、、」
あなた「全然痛くないから大丈夫」
男の子と絡むとまたビッチって言われる……
あなたはできるだけ目を逸らしていった
?「……………」
その人は私の顔を見つめていった
?「こっち来て」
少しだけ強引に手を掴まれて
着いたのは保健室だった
あなた「…だから、大大大だって」
?「無理しない方がいいよ、、」
あなた「…………」
角名「俺、角名倫太郎、、、君は?」
角名倫太郎は私の足に絆創膏を貼りながらいった
あなた「桃瀬あなた…………」
角名「いい名前だね」
あなた「…………」
角名「ほら、絆創膏つけ終わったよ…………」
角名倫太郎は丁寧に絆創膏をつけてくれた
角名「この傷…………どーしたの?」
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。