侑「俺あの子嫌いや」
治「え」
ゆうり「え」
侑「普通の子なら俺とサム見るとドキドキするやんか」
治「……ゆうりは?」
侑「ゆうりはべつや!」
ゆうり「笑笑」
侑「なんか、興味なさげなの……ほんっとウザイんや」
治、ゆうり((本当はめちゃくちゃ興味持ってるんやけどね!!))
治「なんやツム、今日は一段と気持ち悪いで」
侑「うっさいわ!!!」
「きゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!あなたさんよぉぉぉ」
廊下から声が聞こえ、3人は声がするほうをみた
そこには
モブ女「あなたさんLINE交換しましょうや!」
モブ子「私もしたいわ!」
モブ美「今度お出かけしたいわ!」
あなたが女子に囲まれていた
侑「あのこそんなに人気なん?」
ゆうり「ファンクラブあるほどやで」
治「俺らみたいやな」
ゆうり「何それー!私だけ仲間はずれみたいやん!」
治「ゆうりは俺がおるから大丈夫やで」
ゆうり「サム……」
「すきや!」
治「俺も」
侑「だぁぁぉぁぁぁぁあ!!!お前ら俺の前でイチャイチャするな!!」
ゆうり「ごめん!笑笑」
治「笑」
侑「俺決めたわ」
治「何を?」
侑「あのこ、絶対おとさせたる!」
ゆうり「…………」
治「ププッ笑」
「お前ら本当おもろいわ!笑」
ゆうり「せやな!笑笑」
侑「なんで笑っとるん!2人してなんや!!!てか"お前ら"ってなんなん?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!