地面に膝をぶつけて血が出てきている
あなた「先に行ってていいよ、、歩けそうにないかも……」
侑「んな事できるわけないやろ!」
あなた「ごめん、、」
侑「ほな、謝らんといて!!遅刻したの俺のせいやし」
いや、侑くんのせいじゃない、、
侑くんのベッドで寝ないでもっと早く起こしてればこんなことにならんかったのに……
侑「ん」
あなた「え……」
侑くんがしゃがんで背中を向けてきた
侑「おんぶしたる」
あなた「え、いいよいいよ、」
侑「はよ乗れや」
あなた「……わかった」
私は侑くんの背中に乗った
タッタッタッ
あなた「ごめん、重くない?」
侑「こんなもん、校舎外走るより楽や」
………………………何この少女漫画みたいな展開……
最高すぎて死にそうだ……😭
侑「落ちるけん……ちゃんと掴まっときぃ」
あなた「あっ、ごめん」
ギュ
私は侑くんの背中を抱きしめた
侑「!!?/////」
心臓の音……伝わってるかな?
侑「ハァ、ハァ……ギリギリセーフや、学校着いたで」
「これ、絆創膏なんやけど……良かったら使ってや」
あなた「ありがとう」
侑「じゃあまた学校終わりに会おな!」
あなた「うん」
私と侑くんは別々のクラスへと向かった
ゆうり「珍しいやん!あなた」
あなた「それがね!!昨日から侑くんと同居することになって!!!」
ゆうり「は?」
あなた「……え」
ゆうりが怒ったような顔をした
あなた「あ!もちろんサムもいるけど、、なんもないからね!?」
ゆうり「………………良かった……」
あなた「サムとゆうりはラブラブの憧れカップルだもん!!」
ゆうり「うん………………そーだよね!」
怖かったゆうりの顔が明るくなった
あなた「そーいや、サムは?」
ゆうり「サムはね…………他女子に呼ばれて行ってもうたよ」
あなた「……止めないの?」
ゆうり「なんで止めるねん!!私はサムのこと好きやし!サムも……私の事好きやと思う……から」
あなた「お、思う?」
ゆうり「はいはい!その話おしまーい、席ついて!!授業始まるよー」
あなた「うん、」
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
お気に入り20ありがとうございます!!!
めっちゃくちゃ嬉しかったです!!
一人一人のお気に入り登録された通知見て毎回はしゃいでいます……笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。