第38話

意気地無し
5,207
2021/04/18 01:43
ゆうり「……………誰か今私の名前呼んだ?」






あなたは間違えてゆうりの名前を声に出してしまった







?「さぁ」







?「幽霊とかー?笑」







ゆうり「………たぶん気のせいや」







そう言ってゆうり達は学校の中に入っていった








……………………なんで?







私なんか悪いことしたっけ







あなたは下駄箱の前に立って呆然としていた







なんでか涙も出てこない







ビニール袋に下駄箱の中にあったゴミを詰めて






教室に向かった







トコトコトコ






教室に着いたらゆうりはいるだろうか








どう顔を合わせよう








ガラガラガラ






教室のドアを開けた










あなた「………」







ゆうり「…………」








教室の中にはゆうり1人だけいた








ゆうり「おぉ!あなた朝来るの早いやん!!」

「おはよっ」








ゆうりはいつもどうりに話しかけてきた








ゆうり「……………そのゴミ……………」


「どーしたの??」







心配した顔で聞いてきた









あなた「下駄箱に詰まってた」







ゆうり「嘘、、、もしかしてだけどさ……………あなたって虐められてる?(笑)」






少し口角が上がったのを見逃さなかった








あなた「……………」




「まーね!てか、早く支度しよ!!」








虐めてる人はゆうりだって





やめてって言いたいのに







声が出ない






意気地無しだな








あなた「ゆうり」







ゆうり「なーにー?」

「どうした笑、暗い顔して」






あなた「私に嫌なところがあったら言ってね(苦笑」







ゆうり「…」


「何言ってるのー笑笑」




「私たち親友でしょ?笑」








あなた「うん、そうだね」








ゆうり「あ!!」







あなた「??」







ゆうり「委員会の仕事あるから行ってくるねー」






あなた「うん、」







ゆうりは教室を出た









結局言えなかったなぁ








…。支度しよう………








?「そのままでいいの?」








あなた「え?」







後ろを振り向くと






怪我した時保健室に連れてってくれた








角名倫太郎がいた







✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -







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