第3話

once again…
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2021/02/27 06:46
  

紫耀side.





『 …っ、きしくん、ねぇ、岸くん? 』


精一杯の声を振り絞る。

なんで、こんなに冷たくなってんだよ、
いつもは熱いくらいだったのに、。

岸くんの顔を見てみんな、

『 眠ってるみたいね。』

と口にする。

俺はそれが気に食わなかった。

だったら起こして見せろよ。

そんなに言うなら岸くんの目を覚まして見せろよ。

岸くんはもうっ、眠ってなんかいないんだよ、。

俺は朝が来るまでずっと、岸くんの手を握っていた。