私は少しの間、硬直
インターホンを押してしまったことに
あれ?
なんか、忘れてる気がする…
あ!
この人の事忘れてた
この人のせいで押しちゃったんだから、しょうもない事だったら、キレるからね
……
え?
今なんて言った?
”コノイエノモノナンデスケド”?
聞き間違いかな?
キャーーーーーーー!
ご主人様だ
うわー、最悪だ
最悪だ
最悪だ
何度でも言います
最悪だ
私はまた硬直してしまった
そう言って、まだ名前も知らない人が家に案内してくれた
そう言うと、少しびっくりした顔をした
ん?なんて言った?
まあ、いいや
なれない敬語を使う
少しだけメイドの人が使う言葉は喋ったことがある
けど、ヤッパリ慣れない
え??
混乱してきた🤨
タダでさえこのイケメン顔で説明されて混乱してるのに…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。