クラスがザワザワする中、金曜日の3時間目にあるLHR(ロングホームルーム)でクラス委員が前に出て話し出す
ぶ、文化祭…
”えーどうする?”
”おばけやしきとかは?”
クラスに様々な意見が出る。
一人の女の子がそういった
劇いいかも、裏方とかあるし、、
劇はかなり賛成の人が多かった
”でも劇って言っても普通の劇だったらつまんなくない?”
”たしかに”
"オリジナルのは?自分たちで物語作ったらよくない?"
”それいいじゃん!”
徐々になにをするか決まりだす
クラス委員長が言う
そういってりんちゃんは手を上げた
”え、りんかけるの笑”
”りんで大丈夫かよ〜笑笑”
ちらっとりんちゃんを見ると自信満々な顔をしていた
*
お昼休みの時間になってりんちゃんが私に声をかけてくれた。
私と凛ちゃんは間に机を挟んみ、向かい合って椅子に座る
わたしはお弁当を開きながら不安げに問いかける
りんちゃんは一瞬なんの?という顔をして
”ああ文化祭のか”といった
りんちゃんは笑顔でいった
そういうと、りんちゃんは
そういって、すねた顔をした
りんちゃんは真面目な顔で聞いてきた
そう言うりんちゃんに私は堪えられずすべてを話した
するとりんちゃんは当然のことながらすごく驚いた
私はうなずく
私はまたうなずく
私も思う
私は深くうなずく
りんちゃんが尚更、訳のわからないと言った顔をする
りんちゃんは疑い深くこっちをみてくる
りんちゃんの質問に首を傾げる
楽しいし、、でも、もしそれがなくなるって考えると、、、
嫌だな、、
私は訳がわからなくなる
りんちゃんはそう言ってニヤッと笑った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。