第6話

5話
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2018/09/06 14:15



朝いつもどうりゆんぎを起こしに行くと








🐰「あ、ヒョンのことですか?」




🐰「もう行きましたよ、なんか急ぎ事があったみたいで……笑笑」





🐰「わざわざありがとうございますね😊」







なんて笑って私に返事するゆんぎの弟が顔を出す。








ゆんぎの弟は私のいっこ下の高校一年生。







あまり顔は見たことがないけど今日は長く話せたから顔がゆんぎのように整っていることは分かった。








🐰「あ、あなた先輩!」





『はい?』






🐰「今日あなた先輩、一緒に行く予定の人とか…いますか?」







『いや笑笑いつもゆんぎと一緒に行ってたから笑笑』







🐰「そうですか………」









🐰「それじゃあ、僕と一緒に行きませんか!」







そう満面の笑みで言ってくるゆんぎの弟。







今日ぐらいはいいかな……









『うん、いいよ😊』







そう答えるとますます顔が明るくなる弟君。








🐰「うわぁ!ずっと先輩と行けること夢見てたんです!」






そういい私の手をぎゅっと握ってくるもんだから







『フフッ』






少しだけ笑ってしまう。








🐰「あ、キモかったですか?ごめんなさい……」








そういい少し しょぼんとする弟君。






『面白いね笑笑あ、そういえば名前……』






🐰「ぐく!じょんぐくです!あ、ちょんぐくじゃないですよ!」







『うん笑笑ぐく君……?』






🐰「はい!」







嬉しそうな返事をしてくれるからこっちも自然と笑みがこぼれる。







でもそれは教室に入ると一瞬で消えた








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