最近悩んでいることがある。
それは、
あれから豹馬を見かけた時、声をかけたら。
無視された。
一体どうしたのだろうか。
数日後
ものすごい勢いで、飛んできた友達。
嫌な予感がした。
豹馬side
ため息を着く。
と誰にも聞こえない━━━━自分の部屋のため誰かに聞かれることはないが━━━━程度で呟く。
俺が、サッカーを続けてきた理由は、ゴールした時の快感もそうだが、あなたの下の名前のためにっていうこともある。
俺がゴールを決める度━━━━━なんなら俺が試合に出る時でさえ━━━━━ものすごく喜んでくれるのがなりよりも嬉しかった。
でももう、
「豹馬さんの怪我は前十字靭帯断裂ですね。」
「またもう一度同じ箇所を怪我したらサッカー選手としての人生は危ういと思います。」
なんて言われたら、サッカー出来ねぇだろ
あなたの下の名前side
あの言葉を聞いた時、肝が冷えた。
そんなこと、知らない。
なんで教えてくれなかったんだろう。
あの時大丈夫だって言ったよね?
笑ってたよね?
サッカーできるって言ったよね?
なんで、なんで嘘つくの?
答えはひとつしかない。
言いたくなかったからだ。
どうして。
ピーンポーン
どっかってどこ……













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!