学秀をからかうのは楽しいなぁw
あなた『あ、HRはじまっちゃう!じゃあ、また!』
学秀「あ、ああ…」
ばたばたと席に着いて
教科書を準備しようと机に手を伸ばした瞬間。
カサッ…
あなた『ん?なにこれ。』
机の中に何やら手紙_?のようなものが。
先生)HR始めますよ
はぁ…青羽さん、机くらい綺麗に整頓しなさい。
先生の言葉を無視してその手紙を読む。
〝あなたさんへ。
僕は入学式の時、貴方に一目惚れしてしまいました。
僕と付き合ってください。
どうか返事を聞かせてください。
放課後生徒玄関前で待っています。〟
あなた『うーん、告白か、。』
正直、初めてではない。
今まで_数えたことはないけれど、
手紙で告白されたのは多分20回以上だ。
多分_))汗
どうしよう、またフラなきゃいけないのか。
私は段々と相手に対して振る、という行為が酷いことなんじゃないかと
考えるようになっていた_。
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学秀side
今週の土曜日_あなたが家に来る。
って、僕は家に呼んでそもそも何を…
勉強?
いやそれは無しだろう。遊びにと誘ったのだから。
ゲーム?
いや、僕は勉強の妨げになるから
昔からゲーム機を買ってもらうことは無かったから
もってないし…な。
先生)浅野学秀くん
学秀「あ、はい。」
先生)気難しい顔して…具合でも悪いか?
学秀「いえ、ちょっと考え事を。」
僕としたことが_悩んでいることが
顔にでていたらしい。
お茶とお菓子でも出して話をするくらいでいいだろう。
そう心の中で決めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。