第3話

2話
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2020/02/24 04:25
入学式当日__。



昨日徹夜で勉強したんだ。いい点取って業をギャフンといわせてやる!


業「おはよう、あなた。」



あなた『おはよ!ついに入学式だね』



業「あなたとは幼稚園も小学校も同じだったから
今更って感じかな〜」



話しながら電車に乗り、やっと椚ヶ丘についた。




業「あなた、何度も言うけど…」




あなた『わかってるよ、声かけられても挨拶だけ。でしょ?』



何故かわからないけど、私よく昔から声を掛けられるんだよね…



業に聞いたら「顔が面白いからだよ」ってからかわれてそれ以降はもう考えるのはやめた。(´^д^`)






モブ女「うわ…!みてみて!あの子超可愛い!!」


モブ女2「ほんとだ……モデルさんかな?」



モブ男「や、やべぇ…あんな可愛い子初めて見た」



あなた『今の聞いた?業。
超可愛い子がいるらしい!どこだろう…』



業「……お前相変わらず嫌われる性格してるね〜」



あなた『なんでよ!?』




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〜入学式〜



アナウンス))ただ今より、第○回椚ヶ丘中学校入学式を開式致します。






あなた『うわ〜、人多いな…』))キョロキョロ


業「あんまりキョロキョロしないで、黙って座ってなよ。」




?)じいっ…




ヘッ…?なんかやたら見られてるような…





視線の先を恐る恐る見ると、


なんとまぁ顔立ちの整ったオレンジ髪の男の子ではないか。



私の視線に気づくとすっ、と目をそらされてしまった。






そんなこんなで入学式もおわり、いよいよ模試だ。



私と業はBクラスでテストを受ける。



教科は国、数、英、理、社の5教科。



よーい、はじめ!の声と共にいっせいにペンを走らせた。




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あなた『ふぁー、、きつかったぁ……』



業「まぁまぁだったね〜」


モブ男「な、なぁ、君、名前なんていうの?」


あなた『へ?私?私は…』



すると業が頬ずえをついて「俺言ったよね?」的な目付きでこちらを見てくる。



そうだ、「声かけられても挨拶だけ」だった。


あなた『こんにちは(^^)』



モブ男「っ…///君ほんと可愛いね!で、名前は?」


あなた『こんにちは(^^)』



モブ男「えと…」



あなた『こんにちは(^^)』


モブ男「…))汗
す、すいやせんしたァァァ!」




業「ふっ、アハハッ、よく出来ました。」



))なでなで



あなた『いつまでも子供扱いしないで!
それに…いつまでこれ続ければいいの?』



業「クラス編成決まったらもう辞めていいよ。
馴染めなくなるでしょ?」



あなた『今日のって意味あるのかな…』


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そんなこんなで今日が終わり、

明日はクラス発表と新学期スタートだ。



業と一緒がいいな。








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