天月さん編まだ治るか待ってますがアンケート結果で書き直して投稿して欲しいという方が多かったのでもう少し粘って待って治らなそうだったら書き直します!!
では本編どーぞ!!
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ザーーーーーザーーー
そろそろ体力の限界を感じてきた私
貯金も底をつきアパートを追い出され行く当てもない私は今凍え死にそうです、、、
コートもビショビショ
これから私ってどうなるんだろう
雨が滴り落ちる屋根の下
私はそこに体を小さくしうずくまる
出来るだけ今の体温を逃さないよう貴重に消費して行く
死ぬならもっといい死ぬ方が良かった
私は死ぬことさえ誰にも知られず死ぬのだろうか
私が死んでも誰も泣いてくれないのだろうか
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そう言われて生まれたのは私
でも、私が生まれて言われた続けたのは
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生まれた時も誰も私を望んでくれなかった
神様は意地悪だ、、私にちょっと幸せも分けてくれない
ずるいよ、、そんなの私にだって欲しい
ちょっとくらい
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第一印象は『口の悪いお兄さん』だった
儚く笑う私、、惨めな自分に腹が立って
視界が歪む、泣くな。
もうすぐ死ぬんだ。泣いてなんて死にたく無い、、
私の手に暖かいココア
それだけで生き返る。感覚がなくなっていた手も神経が復活したみたいだ、、、
私は不信感なんか無くココアをゆっくり飲む
そういうとさっきまで見上げてたはずなのに
隣に座っており私をジーッと見てくる
と思った瞬間
フワァ
私の体に少し温もりが残ったコートがかけられる
拾う、、
ひろう、、?
拾う?!
私はまだ残っているココアをかけ手に持ち
持っていない方の手を引っ張られ
立たされる
でも、もう足に感覚はなく立っていられない
という声が聞こえたと同時に
グッ
っと手を自分の後ろに回して
そういうと一気に
視界が高くなりおんぶされてることに一瞬で分かる
そういい一気にスピードを増す
志麻さんから落ちないよう強く抱きしめる
背中は暖かくて少し早い心臓の音、綺麗な髪
久々に触れた人の暖かさに私は
頬を濡らした、、。
きっと雨のせい、、、
でも、今はすごく志麻さんのことが知りたい
いつの間にか心臓の音を聞きながら目を閉じていた
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明るい日差しで目が覚める
見たことない天井
近くにある時計は
“5:23”
こんな時間に目が覚めることなって滅多に無い
思い出し立ち上がり
自分が寝ていたドアを開ける
ガチャ
ソファーに寝ている
志麻さん
私は腰までかかったブランケットを首までかけてあげる
グイッ
志麻さんに腕を引っ張られ
ソファーに入ってしまう
そういうとギューっと抱きしめてくる
.
一気に自分の顔が赤くなるのが分かる
そんな耳で囁かれたら
そうやって頭を撫でられる
何故か心地が良くて
.
あなたの出会いはホントに奇跡だったな
end
これ続編作った方がいいかな??2人で過ごす続き作ろうかな、、
アンケート答えてくれると嬉しいです!!
アンケート
この志麻さん編の続編欲しいですか?
続編書いて欲しい!!
93%
続編書かなくていい!!
7%
投票数: 716票
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!