第38話

貴方は私を忘れたのだろうか [坂田編]
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2020/06/10 07:22
私は坂田と知り合いだ。
でも、きっとあなたは私のことなんて忘れたのだろうな。
20年前のこと
坂田
あなたのことがちゅき!
あなた

ちゅきやなくて好きだよー!!

坂田
そっかー!それより僕夢があるの!
あなた

何~?

坂田
あなたがモデルで僕がデザインしたドレスを来てドレスショーに出てほしいんだ。
あなた

なにそれ、よく分からない~

坂田
そう?
あなた

あ!ままに呼ばれた

なんて、幼少期の頃はそんなことを話していた。でもそのあと坂田が転校してからは全く会っていない。そのころ坂田が話してた夢、小さかった頃はよく分からなかったけど今ではよくわかるよ。






坂田、あなたは有名なデザイナーになったね。
そう。坂田は世界中の人々が知る有名デザイナーになっていた。テレビで報道されてて知ったけどきっと坂田は私のこと忘れてるんだろうな。
あなた

よしっと

と呟き私は仕事場へと向かう。

仕事場はどこだって?それは『モデル』。私もモデルになった。坂田ほど有名では無いが最近は仕事が増えてきた。
スタッフ
あ!あなたさんこんにちは
あなた

こんにちは!

スタッフ
そういえばあなたさん坂田さんって人知ってます??
あなた

はい!もちろん

スタッフ
今日、来てるらしいですよ。ここに
あなた

え?!ホントですか?

スタッフ
ちなみに、さっき向こうの方ですれ違いましたが誰か探しているようでした。
あなた

ありがとうございます!

スタッフ
いえいえ!
私は驚きを隠せなかったが会いたいと思い走った。坂田が居ると言われた近くに来たが私は止まった。
あなた

忘れてるよね。

そう呟いた。

そうだよ。あんな昔の約束、覚えると私の方がバカだよね。そう思ってしまう。
そんなことを考えていると次の一歩が進めなくなった。


やっぱりと思い。私は来た道の方を向き戻ろうとしたとき後ろから
あなた?あなただよな?
そう声をかけられおもいっきり振り返った。
あなた

はい?

坂田
俺、坂田。覚えてる??
あなた

坂田……バカ

って私、何言ってるんだろう。そう思いながら私はその場に崩れ落ちた。
坂田
あなた……?覚えてるん?
あなた

当たり前じゃん坂田こそ覚えてたの?

坂田
もちろん。俺から言ったんやから……
ギュウ
あなた

?!

坂田はぎゅっと抱き締めながらこう言った
坂田
俺、転校してあなたがもう忘れてると思ってた。でもまだ、いやこれからも好き大好き。あの頃と変わらない。同じ気持ち。
あなた

忘れるわけ無いじゃん。私もあの頃のまま、好きだよ。

優しくそっと抱き締め返した。
坂田
フフフ、あなたは変わらないね。
あなた

坂田こそ。

私は坂田の瞳を見つめる。


あの頃と全く変わらないけどね、私より大人で体つきも大きくなってて男の人になったね。見ない間に人は変わっていくけどそれは、見た目とか中身はあの頃と一緒だね。
坂田
これからもよろしくね。
あなた

そうだね。よろしくお願いします!

私はそういってもう一回抱きついた









今回のは完結的にまとめてみました!内容がちゃんと伝わるようにでも短めに頑張りました!!

ちなみに、リクエストください(._.)(._.)
また、リクエスト・世間話・感想などなどのコメント待ってます!!

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