私は坂田と知り合いだ。
でも、きっとあなたは私のことなんて忘れたのだろうな。
20年前のこと
なんて、幼少期の頃はそんなことを話していた。でもそのあと坂田が転校してからは全く会っていない。そのころ坂田が話してた夢、小さかった頃はよく分からなかったけど今ではよくわかるよ。
坂田、あなたは有名なデザイナーになったね。
そう。坂田は世界中の人々が知る有名デザイナーになっていた。テレビで報道されてて知ったけどきっと坂田は私のこと忘れてるんだろうな。
と呟き私は仕事場へと向かう。
仕事場はどこだって?それは『モデル』。私もモデルになった。坂田ほど有名では無いが最近は仕事が増えてきた。
私は驚きを隠せなかったが会いたいと思い走った。坂田が居ると言われた近くに来たが私は止まった。
そう呟いた。
そうだよ。あんな昔の約束、覚えると私の方がバカだよね。そう思ってしまう。
そんなことを考えていると次の一歩が進めなくなった。
やっぱりと思い。私は来た道の方を向き戻ろうとしたとき後ろから
そう声をかけられおもいっきり振り返った。
って私、何言ってるんだろう。そう思いながら私はその場に崩れ落ちた。
ギュウ
坂田はぎゅっと抱き締めながらこう言った
優しくそっと抱き締め返した。
私は坂田の瞳を見つめる。
あの頃と全く変わらないけどね、私より大人で体つきも大きくなってて男の人になったね。見ない間に人は変わっていくけどそれは、見た目とか中身はあの頃と一緒だね。
私はそういってもう一回抱きついた
完
今回のは完結的にまとめてみました!内容がちゃんと伝わるようにでも短めに頑張りました!!
ちなみに、リクエストください(._.)(._.)
また、リクエスト・世間話・感想などなどのコメント待ってます!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。