私たちにはよくあること
『 口喧嘩 』
同棲しているからこそこんなこと日常茶飯事
グレーのヘッドホンをしてゲームに夢中の彼
その姿を外見に皿を洗っていた。
ぼーっとしてたせいで皿が指からすり抜ける
パリーン
いらない仕事が増えた
そう思いながら皿を拾うと手を切ってしまった
するとバタバタと足音がして
今更????
なんて皮肉なことを思ってしまう。
思ってないことを口に出す
割れて姿、形がなくなった皿を片付けて
泣きそうなのを堪えながら自分の部屋にこもった
そらるがどんな顔をしてたのか見れなかった。
我慢していたことが爆発して大泣きした。
コンコンコン
シーンと静かになり
そらるも怒っただろう
こんなめんどくさい女嫌だもんね。
結局、突き放しといて寂しくなるのがオチ
自分が馬鹿みたいで腕をつねったり顔を叩く
_________________________
いつのまにか寝ていた体を起こす
時計を見ると夜中の3時
喉がカラカラで水を飲みたくなった
毛布から乱雑に抜け出し部屋を出た
ドアを開けると横にうずくまっているそらるが居た
寝起きのような薄い目を開き私を見つめた
ずっとここに居たんだろう
体に触れるととても冷たくて
私は急いで布団をそらるに巻きつける
そう怒るけど
ジーッと見つめる私の手
皿の切り傷につねった後
あまり…いや全く弱い姿を見せることのない彼なのに震えて泣いてるのを見て
私抱きしめた。
そらるとどんなに喧嘩しても嫌いになることはない
それよりなぜか喧嘩すればするほど
私はきっと
昨日より彼を好きになってる気がするの。
end
お久しぶりですT^T
全くこの小説を更新していないのに沢山の方々がお気に入りに入れてくださることが嬉しすぎてもう頭が爆発しそうです😿😿😿⇦いい意味で…
ほんとに投稿できずすいませんでした…
これから頑張りたいって言いたいことからなんですが勉強がホントにヤバくてペースはガタ落ちすると思います……
出来るだけ頑張りますので楽しみにしててください‼︎
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。