交換宣伝みたいなしませんか?!
プリ小説のお友達がいなくて欲しい((((
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カチ
引き金を引いた
私の首元にはナイフ
数メートル離れたところに銃を向けた先輩
そう先輩は撃てない。
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_過去_
私がこの部署に来て一年が経つころ
ペアを組んでいた先輩から聞かされた
彼が聞かされたことは衝撃だった
犯人をかまえた
俺は犯人に銃を向けたんだ
人質を取った犯行だった
それにその人質は俺の兄の子供だった
だから決して失敗は許されなかった
俺は犯人の肩に銃口をむけて撃った
けど…けど
甥っ子だもんね…
銃を撃つまで俺を呼んでた
優は
わたる!!わたる!
やっと俺の名前を覚えてくれたばかり
愛おしかったのを覚えてる
でも、全くあいつの声がしなくなった
頭を撫でてきた先輩
先輩は笑っていたけど私はもっと相棒らしくて
ならなければいけない
そして知りたい先輩を
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私は彼と目がばっちり合った
やっと
私は右に瞳を動かして次に下にも動かした
片目を閉じると
彼は両目をぎゅっと閉じて開いて私を見ていた
犯人と目が合う
バン!!!!!
音と同時にしゃがむと
犯人の手からナイフが落ちた
ナイフを蹴り飛ばして
拘束し肩を止血されている犯人を指差して
話す先輩
……
こう言う職業柄か
サプライズプロポーズは好きじゃなくて
私はこう言う方が好き
うーん、そうじゃなくて
こう言う彼が好きなんだと思います
end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!