第66話

甘い口づけ [坂田編]
3,376
2021/04/24 13:00
あなた

わぁ、、!!









あなた

んっ、、、









只今あなた、

最悪なことが起こっているみたいです




________________________







普通の朝だった



みさき
あなたおはよ〜
あなた

お!おはよ





何も変わらないいつもの朝





みさき
ね、てか
あなた

うん?

みさき
あんた今日日直じゃないの?
あなた

あ!!






すっかり忘れていた私








私はすぐに上履きに取り替えて
あなた

ちょ!ごめん、先行くわ!!

みさき
あ、分かった




私は職員室まで全速力で走ってた






思いっきり曲がり角を曲がったところで




誰かとぶつかって






あなた

うわぁ、、、!!











あなた

んっ、、、






周りからキャーっという声と


自分の唇には
感触があって




キスをしてしまっていることに気づいた




あなた

あ、ごめんなさい!!




私はすぐに起き上がって顔を見ると




あなた

さ、坂田くん?!

坂田
お、、////






顔を赤らめた坂田くんが下敷きになっていた




 

これは事故だよね?!私は脳内に言い聞かせた



あなた

ごめん!無かったことにして

あなた

私行くね








坂田くんは学校一モテるイケメンだ







実はファーストキスだったなんて口が裂けても
言えなくて


無かったことにしたらいいっしょって
頭を切り替えて









職員室に向かった









________________________







あなた

はぁ、、終わった〜

先生
あなたは遅れてきたからからもよろしく
あなた

え?!これもですか?!





日直の仕事が全部終わったはずなのに


今日の遅刻の罰として資料のまとめを任せてきた






先生
じゃあ、頼んだよ〜




先生がそういうと教室に1人残された私



あなた

はぁ、やるか





私は気合いを入れ直し机に座った






すると廊下から



女子
坂田くんの上靴あるのにどこにもいないね
女子
今日はもう帰ろ〜
女子
新しいカフェ寄ってさ!!




何気ない会話を耳にしてしまった





あなた

坂田くんかぁ、、、






少し名前を口に出すのは違和感がある




忘れろと言う意味でほっぺたを叩いた








あなたちゃん






後ろから呼ばれたと思うと





あなた

坂田くん?!






坂田くんがドアに寄りかかっていた





坂田
ここにいたん?
あなた

あ、仕事頼まれちゃって

坂田
大変やな、、





苦笑いをする坂田くん





私は今まで興味は無かったけどこうして見るとやっぱり
憎いくらい顔が整っている




あなた

あ、そういえば

あなた

さっき女の子が坂田くんのこと探してたよ?

坂田
あ〜、そっか






なぜかモジモジしてる坂田くん







坂田
あのさ、、、
あなた

な、なに?

坂田
俺初めてだったの、、、




初めてだった、、、









ん?





んんんん?









は⇦



あなた

え、うん?

坂田
だから、キス!!////
あなた

えー!!!






チャラいとも言われている坂田くんが





私とのキスが初めて?!







坂田
だから、、、
あなた

お、おん

坂田
責任とって、、








そう言って迫ってくる坂田くん










顔が近づいてきて私は目を閉じた






坂田
何で抵抗しいひんの?
あなた

、、え?





私は耳まで真っ赤にする坂田くんを見て思わず






あなた

可愛いっ、、

坂田
はぁ?!
あなた

大丈夫。

あなた

私もファーストキスだったから








そういうとき坂田くんはハッとして




坂田
そうか、、、
坂田
こう言う始まりもありか?
あなた

うん、意外とありかも、、








私も自分が何を言ってるかよく分からなかったけど






坂田くんがどんな人か知りたいと思ったから





坂田
好きっ、、、






そう言って私に甘い口づけをした










思ったより貴方は恋愛上手じゃなさそうですね









end



リクエストも待ってまーす👍


新作はもう少々お待ちください!!!

プリ小説オーディオドラマ