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只今あなた、
最悪なことが起こっているみたいです
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普通の朝だった
何も変わらないいつもの朝
すっかり忘れていた私
私はすぐに上履きに取り替えて
私は職員室まで全速力で走ってた
思いっきり曲がり角を曲がったところで
誰かとぶつかって
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周りからキャーっという声と
自分の唇には
感触があって
キスをしてしまっていることに気づいた
私はすぐに起き上がって顔を見ると
顔を赤らめた坂田くんが下敷きになっていた
これは事故だよね?!私は脳内に言い聞かせた
坂田くんは学校一モテるイケメンだ
実はファーストキスだったなんて口が裂けても
言えなくて
無かったことにしたらいいっしょって
頭を切り替えて
職員室に向かった
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日直の仕事が全部終わったはずなのに
今日の遅刻の罰として資料のまとめを任せてきた
先生がそういうと教室に1人残された私
私は気合いを入れ直し机に座った
すると廊下から
何気ない会話を耳にしてしまった
少し名前を口に出すのは違和感がある
忘れろと言う意味でほっぺたを叩いた
後ろから呼ばれたと思うと
坂田くんがドアに寄りかかっていた
苦笑いをする坂田くん
私は今まで興味は無かったけどこうして見るとやっぱり
憎いくらい顔が整っている
なぜかモジモジしてる坂田くん
初めてだった、、、
ん?
んんんん?
は⇦
チャラいとも言われている坂田くんが
私とのキスが初めて?!
そう言って迫ってくる坂田くん
顔が近づいてきて私は目を閉じた
私は耳まで真っ赤にする坂田くんを見て思わず
そういうとき坂田くんはハッとして
私も自分が何を言ってるかよく分からなかったけど
坂田くんがどんな人か知りたいと思ったから
そう言って私に甘い口づけをした
思ったより貴方は恋愛上手じゃなさそうですね
end
リクエストも待ってまーす👍
新作はもう少々お待ちください!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。