私の彼氏は本当は優しいでも、私の前では中々甘えてきたり優しい表情を見せない。なんで?私には分からない
そう思ったのは一時間前のこと
久々のデート。ゆっくり出来るようにカフェでお茶することにした
そして、二人とも同じのを頼み紅茶を飲んだ。
まったくと行っていいほど会話は進まない。
この空気変えるため席をはずした。
そして、お手洗いを済ませ席に戻ろうとした。すると坂田の席には女の子が二人いて楽しそうにしゃべっている。坂田も笑顔だね……
私は、彼女とバレてもやばいし席にも戻れないと思い。
お手洗い場からレジに行きお支払を先に済ませ。お店から出た。
この考えが案の定よくない方向に向くとも知らず
坂田side
あれ、あなたまだ帰ってこないのかな。でもファンの子たちにばれたらやばいな。
そう思いつつ話をする
嘘だけど(._.)
するとピコン
あなた
ファンのこがいるのが見えたから先にお支払をしてお店出たから~。お話楽しんで!
俺は、そのメールに驚きすぐ電話をかけた。
謝らないと
プルルルルルルルルル
ガチャ
俺には分かるさっきより声が震えてて鼻声になってる。
あなたside
今会っちゃうと私が狭い心してるのバレちゃうじゃん。そんなの嫌われるよ
あ~あ、私は今は会いたくないな
少し言葉を強く言い過ぎたかな。坂田は言葉を詰まらせている。
だから、私から
私は、スマホを右耳に当てているから片耳にしか聞こえないはずなのに左耳からも聞こえてきて私は思わず振り返った。
私がいた公園分かったんだね。
深々と頭を下げている君のしたの土の色はほんのり濃くなっていた。
私は、思いっきり抱きついた。 ギュウ
そのときお互い涙をたくさん流した。そのため、顔はグシャグシャ。
お互い笑いあったね。
この公園は君と出会ったところもしかしたら、君が来ると思ってたのかも知れないね。
まだまだこれからなんだから。
完
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!