家に入り、そのまま玄関に座り込む。
表情がバレないようにしていたマフラーをはずし、玄関の姿見をみる。
幼なじみの明莉のことを、俺はちっこい頃からずっと好きだった。
急に手を握られた時、物凄くビックリして、なんの反応もできなかった。
そっと、俺はカイロを握っている方の手を開いた。
"すき"
カイロには、ペンでそう書いてあった。
「ちょっと日向ー?いつまでそこにいるのー?」
リビングから母さんの声がする。
次の日
俺はカイロを取り出した。
みるみる顔が赤くなっていく明莉。
寒い寒い冬の朝。
住宅街を歩く2人の幼なじみ。
頬を染めた少女の手には、『俺も』とかかれたカイロが握られていた。
現実逃避で書きました。
誤字脱字あったらごめんなさい。
読んでくださってありがとうございました。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。