第40話

混じる記憶
文月 颯
そこら辺座って?




今日、初めて文くんの部屋に来た。

男の子って感じの部屋。













部屋を見ていると


『そんな部屋ばっかジロジロ見ないで』

…と拗ねられてしまった。










でも気のせいかな?

心無しか文くんの頬が赤く見るのは…。








文月 颯
そういえばさ、秋葉ってどこまで知ってるの?
文月 颯
和風月名とか おらたちのこと



うーん、弱ってたり異性に抱きつかれると
動物になること。




上の方って人や和風月名の人によっては記憶を消せることかな。











そう思って思ったことを
そのまま文くんに言ってみる。










文月 颯
そうなんだ…じゃぁ、
妖力とか年齢とか知らない感じ?
秋葉
その月の力と動物の呪いって
師走さんに言われたよ?




師走さんに上の方の判断次第で
私の記憶を消すと言われた時に


説明されたこと…。




でも、年齢って…?





文月 颯
まだ、妖力には種類があるんだ




種類…?





そう思って文くんを見ると

文くんは学ランを脱いで腕まくりしていた。







それで…





シャラララ…。








秋葉
それって…







文くんと皐月が腕に着けてたブレスレット。





でも…よく見ると

良い物に見えない…なんでだろう。














見た感じは普通のブレスレットなのに。
































ん…。な…に?


この時、私の頭の中に何かが映し出された。






















ここ…は?


和風作りの部屋。














これは誰の記憶…?

もしかして私の…。


















ううん、そんなことない…。















だって。





視界にチラチラと映る金色の髪。






たぶん、この髪の毛は
この記憶の持ち主…。









そして、私の髪の毛は黒よりのこげ茶。


だから、この記憶は私のじゃない。














じゃあ、どうして私の記憶に混じっているの?