第23話

バイト2日目
はぁはぁ…と息を切らしながら
昨日と同じバイト場所のチャイムを押す。








開けてあるよ
と皐月くんの声がチャイムから聞こえ、家の中にお邪魔する。






文月 颯
バイト2日目で遅刻〜?w





リビングに行くと
茶色のフサフサした髪を揺らしながら笑う文月くんの姿。


皐月 伊吹
大丈夫だよ、秋葉ちゃん。
少ししか過ぎてな…ぇ



驚いたのか、喋るのを辞める皐月くん。




そして皐月くんの言葉が気になったのか
笑うのをやめて目を開く文月くん。




文月 颯
え、どーした!
皐月 伊吹
大丈夫…?!




そう言って私の方に来る2人。





うん…何が?










そう思って2人を見ると


皐月くんは私の頭のうえをはらい始めた。
文月くんは私の背中をパンパンと払ってくれてる。







はい取れた…と私に取ったものを見せてくれる皐月くん。



手の上には木の葉や小枝などが乗っていた。




秋葉
あ…急いでたもんでかな
文月 颯
え、は?!どこ通ったら そうなるんだよ
秋葉
えっと…今住まわせて貰ってるとこが山の中で
突っ切って道ないとこ来たからかな…
秋葉
人の家の塀の上とか乗って近道したのもあるかも…




通る時に道を沿ってくと、



遠回りって思っちゃったんだよね…。



皐月 伊吹
えぇぇ
秋葉
私、体力テスト点高い方だから意外とね…w
文月 颯
え、顔からして苦手そう…
てか、体力テスト以上じゃん!
皐月 伊吹
なんていうか…まるで僕たちみたい。









この時の私は皐月くんが思ったことを
ちゃんと理解していなかった。











なんで皐月くんと文月くんみたいなのか。













そして、その中に…
師走さんや霜月くん、如月くんが入っていたことも。









それを指すものが和風月名の人ということも。