第50話

幼い子供のように
〈文月side〉




そう言って皐月の母ちゃんは泣き出した。
その姿はまるで幼い子供のようだった。





そのとき、この人もこんなに悩んでて
本当は おらが思ってたほど心に余裕が無かったのかもしれないって思った。









そう思って秋葉と皐月の母ちゃんを見てると
視界がぼやけて目頭が熱くなった。







そして、ぼろぼろ…と涙が溢れ出てきた。
秋葉
良かった…ちゃんと言ってくれて
皐月の母
うっ…グス…ぇ?
秋葉
じゃあ…探そ?
秋葉
もう1回





そう言って秋葉は
座って泣いている皐月の母ちゃんに手を差し出した。