第9話

10月の朝


ピピピピピピ…


秋葉
ん…



暖かい布団から出るのを名残惜しく感じながら起き上がる。









今月は10月。

少し肌寒くなってきた頃。










私は制服へ着替え、1階に行った。

霜月 美里
あ、金原さん
霜月 美里
おはよう





1階に行くと もう霜月くんは起きていた。




秋葉
おはよ、朝早いね
霜月 美里
んー…まぁね
霜月 美里
僕、この時期が好きだから





その時の霜月くんの微笑み方は不思議だった。





別に微笑むのが変とかじゃなくて
何か意味ある感じの謎めいた感じ。



霜月 美里
あ、そういえばごめんね
秋葉
え?
霜月 美里
家事担当にしちゃって




そう、実はあの後

条件なしに暮らさせてもらうのが申し訳なくてお願いしたのだ。






秋葉
ううん、私から言い出した事だしね
霜月 美里
でも、良かったー
霜月 美里
僕達、家事とか出来るだけ避けてたんだよねw







うん…わかる、わかるよ。



キッチンと部屋の一部がゴミ小屋かしてたもんね。
















掃除してたら霜月くんと如月くんが目を輝かせながら、出てくるものに感動してたよね。










なんていうか、アレは可愛かったなぁ。


思い出すと また笑えてきちゃう。















お母さん、お父さん。

こっちでも楽しく暮らす事が出来そうだよ。