第35話

卯月先輩
今は昼休みになったとこ。







しのちゃん は図書委員。

なっちゃんは同じ部の先輩に呼ばれてどっか行っちゃった。







んー…今日の昼休みどうしょう。












モブ
秋葉ちゃん、卯月先輩が呼んでるよー



クラスメイトの女の子に呼ばれ、

とりあえず廊下に出る。











それにしても…卯月先輩って誰だろ。



卯月 杏
あ、あの…秋葉ちゃんっ!




声をする方を振り向くと





色素の薄い髪を高いとこで1本で縛った女の子。












…あ、2年の先輩だ!


卯月 杏
あの…この前は手伝ってくれてありがとう





そう言ってお辞儀をすると



後ろで縛った髪の毛が前にサラサラと垂れる。


卯月 杏
あ…自己紹介っ自己紹介まだだったよね!
卯月 杏
卯月!卯月  杏っ




卯月…杏先輩。



なんか、この名前って…















じゃなくて、そういえば何で私の名前を…?


秋葉
何で私の名前知ってるんですか…?
卯月 杏
あっ、それはね
秋葉ちゃんのモテ情報ー?w




モテ情報は何かわからないけど








そんな風に首を傾けてウィンクをされると

何だか女子の私もときめいちゃうなぁ。




卯月 杏
ってのもあるけど、師走から電話来たからね




師走さんから…?!








ってことは卯月先輩の卯月ってやっぱり

和風月名の卯月…4月。


卯月 杏
和風月名の皆に貴方の名前が
回ったんじゃないかしら





でも、良かったーと言う卯月先輩。



本当に秋葉か不安で緊張してたらしい。



卯月 杏
私わざと秋葉ちゃんに接触したんだよ


そう言うと卯月先輩は話し始めた。






どうやら、あの日。



師走さんからの電話が気になって





和風月名でケータイを持ってる人に
秋葉と会った人に印象を聞いてたんだとか。







それで皐月くんと文月くんからLINEが来て

興味が湧いて











聞いた話から行動を予想したんだとか。










でも、そんなこと本当に上手くいくのかな。



卯月 杏
私に宿ってる動物はね
グループで暮らして
記憶も学習も予測もできる頭の良い動物よ?w



そう言って前を向いて
ポニーテールを左右に揺らし歩く。



卯月 杏
そして


そう言って足を止めてこちらを向く。



卯月 杏
好奇心旺盛で研究が大好きなのっ



そう笑う、卯月先輩は
やっぱり可愛くて魅力的な人だった。












私は卯月先輩みたいに頭良くないけど
















秋葉
え…卯月先輩!
秋葉
その動物って何ですかー?






卯月先輩のこと、もっと知れたらいいな。