第41話

君が抱えているものは…?
文月 颯
秋葉…?



文くんにを掛けられ、ハッとする。







心配してくれる文くんに大丈夫と声をかける。



秋葉
ごめんね、なんか
それブレスレット見てたら嫌な感じがして




一瞬、文くんは肩をビクッと揺らす。











そして
『そっか、秋葉にも この感じ分かるんだ…』

…と言って話し始めた。





















文くんや皐月くんが付けてたのは制御アクセサリーというらしい。








和風月名には5人付けていた、
もしくはつけている人がいるらしい。












文くんと皐月くんは今もつけている・・・



霜月くんと神無月さんはつけていた・・・






















そして5人目は葉月さん。

葉月さんは今では、わからないらしい。










秋葉
でも…なんで5人だけ?
文月 颯
僕と皐月、葉月さん は化ける動物なんだ。
霜月と神無月は物語の動物。







文くんが言うには
人間の想像力がもたらした物らしい。













霜月くんは兎。








月には兎が住んでいる…とか十五夜は人間には無害。




それどころか、親しまれ可愛がられる存在。













だから良い風に考えられた。


















イメージが濃ければ濃いほど、

噂が…話がされればされる動物ほど妖力…













つまり…動物の力が強いらしい。












それは文くんや皐月くんも同じで

文くんには騙すというイメージが付けられ








話がされていた。













でも、妖力が強くなると


力が制御出来なくなったり
感情のコントロールが上手く出来なくなってしまったりするらしい。








でも、やっぱりイメージが大切なんだ…と


悲しそうな顔をして目を伏せる文くん。











文月 颯
おらたち化け動物は悪い
物語動物は良い奴


そんなイメージがあるんだ。






そして悪いイメージの方が

力の制御が難しかったり馬鹿にされたり差をつけられる。










文月 颯
物語動物は良い奴
化け動物は悪い奴
どちらでもないやつは普通な奴






それでも、悪い奴は悪い奴なんだってよ…



そう言って唇を噛む文くん。














良い奴よりも悪い奴の方が力が強いらしい。








どうしたら良いか分からず


文くんに近寄る。















文くんに近づき手を伸ばそうとしてた…が






文くんの言葉で手を止めた。
















文月 颯
でも…おらより皐月の方がずっと…




文くんはそう言うと下を向いた。





文くんの手をよく見ると手が握ったまま震えていた。






文月 颯
ずっと…つらい。




そっから私は色々なことを聞いた。












ねぇ…皐月くん。


皐月くんはどんな思いを今しているの?