第16話

私と美鶴くんの記憶は…
師走 和佐
おはよう、秋葉くん 今日も早いねー
秋葉
皆さん、もう起きてますよw




そう言いながら、私は朝ごはんを持ってリビングに向かった。










師走 和佐
実はですね…昨日話した記憶のこと





師走さんは真面目な顔になってそう言った。









霜月くんも如月くんも知らなかったのか

真剣な顔をして、師走さんの声に耳を傾けてる。





























師走 和佐
2人の記憶は消しませーんっ
えっ?!




びっくりした、そうなんだ。




消さないんだ…!



















何故か目に熱いものが込み上げてくる。



まだ、少ししか経ってないけど















私には…




霜月くんや如月くん、師走さんは
もう、それほど大切な存在なんだ…と後から実感する。











そして思わず、美鶴くんを抱きしめる。














美鶴くんは驚いたのか最初は
『ね、姉ちゃん…?!』
と照れていたが今は頭を撫でてくれている。















そして前には霜月くんと如月くんで師走さんを怒っている。





如月 理央
このクソジジイ、真面目な雰囲気でいうなよ
びびるじゃねぇかよ!
師走 和佐
え、えぇー、真面目なことじゃんー
霜月 美里
本当だよ、
良い知らせなら良い知らせらしく言え。











その光景が なんだか微笑ましく見えて

美鶴くんと私は顔を見合わせて笑った。