You×🐤
あなた「珍しいね…。あなたがこんな料亭に呼び出すなんて…」
🐤「話があるんだ…」
私とジミンは付き合ってる。でもお互いアイドルだからこの事は世間には秘密にしている
あなた「その前に今日撮られなかった?あなたすぐカメラの前に行くから」
ジミンはカメラがあるとそっちに行ってしまう。そのせいで週刊誌に載せられることが多い
🐤「ごめん…でもアイドルのさがなんだ」
あなた「そんなのアイドルでもあなたくらいよ😶」
🐤「それで今日の話って言うのが…」
ジミンが私の前に置いたもの_
週刊誌だった_
🐤「…週刊誌に撮られたんだ」
あなた「また?!」
こう何度も同じことをされると私だって怒る
あなた「いつも言ってるじゃない!あなたは目立つんだからもう少し慎んでって!撮られたのは私たちの写真?」
🐤「いや…」
あなた「…じゃあ他のプライベートな写真?」
🐤「…っ」
ジミンは私から視線を逸らした
まさか…浮気現場…?
いや、ジミンに限ってそれはない…けどもしホントだったら…?
色んな事を考えながら恐る恐る週刊誌をめくる…
そこにあった記事…それは_
ジミンのめいっぱいの笑顔と“結婚しよう”の文字だった
嬉しい…けど…
あなた「…いや、週刊誌で何してんの?」
🐤「返事は?」
あなた「もちろんYesよ!!」
🐤「ホント?!皆!」
そう言ってジミンは戸を開けた
え、皆って…どういうこと?
戸の先には大勢の記者がいた
一斉に私たちにシャッターを向ける
🐤「OK貰ったよーーー!」
👨💼「おめでとうございます!」
👩🏻💼「ビッグカップルの結婚ですね!」
あなた「何で記者集めてんの!もっと慎みなさいって!」
私の彼氏…いや旦那さんは目立ちたがりです_
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!