You×🐯
恋人関係とは、我慢の連続だ
貴方は気づけているだろうか
あなた「…ねぇ」
恋人の我慢に_
あなた「私たち、少し距離を置きましょう…」
🐯「なっ…何で?!」
あなたは僕の話も聞かず立ち上がった
🐯「まっ…待ってよ!!」
パシッ
彼女を止めようと手を掴もうとしたらはたかれてしまった。こんな事今までなかったのに…
あなた「…ごめんなさい。もう…」
🐯「…そっか。なるほど…今分かったよ」
あなたに手をはたかれた時確信したよ、やっぱり君は…
🐯「僕、どうして気づかなかったんだろ…この…」
🐯「静電気に」
あなた「うう…」
🐯「めっちゃビリってきた!」
あなたは静電気が起こりやすい体質なんだって
あなた「私、さっきから触れ合うと痛くて…」
🐯「まぁ、今日はどっちもセーターだしね」
あなた「もういっそ冬が終わるまで近づかないでおきましょう」
🐯「えっ」
それじゃこの冬、僕がもたないよ!←
🐯「僕もう綿100%しか着ないから!!それだけは…」
あなた「必死か( ˙-˙ )」
でもそれくらい僕はあなたとずっと一緒にいたいんだよ_
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。