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第7話

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家に帰ってソファに体を委ねながら







長谷川さんや先輩の事が頭に浮かんだ。






イメージモデルだけとは言え





あれは、結構本気モードの撮影に違いない。








今まで、ずっと裏方で







人を綺麗にする事に全力を尽くしていたわたしにとっては




あまりにも、非現実的のように感じてしまう。







そんな事を考えていると



ガチャ






リビングのドアが開いた






矢野晴人
矢野晴人
あ、真琴!
なんだ、いるんじゃん。笑
神野真琴
神野真琴
あ、晴人さん
矢野晴人
矢野晴人
玄関で「ただいま〜」って言っても
返事がなかったから、いないのかと思った




考え事してて…全然聞こえなかった…。




神野真琴
神野真琴
あ… ご、ごめんなさい。
矢野晴人
矢野晴人
……あ、手洗ってくるね




晴人さんはそう言って、洗面所に向かったから






わたしも何となく晴人さんについて行った。






手を洗う晴人さんを







洗面所の扉からひょこっと顔を出して







じーっと見つめた。






広くて大きな背中…。









その背中に抱きついて甘えたい気持ちを








必死に抑えた。



矢野晴人
矢野晴人
真琴



晴人さんは丁寧にタオルで手を拭くと






くるっとわたしの方に振り返って






可愛い満面の笑顔で、両手を広げた。





矢野晴人
矢野晴人
神野真琴
神野真琴
…えっ…?
矢野晴人
矢野晴人
ほら、おいでっ?
ぎゅってするから😊




瞬殺だ…めちゃくちゃキュンと来てしまった。





わたしは遠慮なく晴人さんの胸に飛び込むと、






晴人さんはしっかりとわたしを抱きしめてくれた。




とくん、とくん…と






晴人さんの心臓の音が聞こえる。








暖かいし、晴人さんの匂いがするし。









さっきまでモヤモヤしてた気持ちが







あっという間に溶け去っていく。







なんか…わたしって、単純だね。笑